今夜も完敗! | 雨だれとガジュマル ~いのうえさとこ~

今夜も完敗!

  

  私は 高知県の田舎に住んでいます。
  歩いて3分で仁淀川 家のすぐ裏は山。
  自然が豊かで 空気がおいしい!
  季節の花々が咲き乱れ、夏は冷たい川で泳げます。

  ほんと 田舎万歳!









  



  やつらさえいなければ!!!!

   

  やつらとは・・・田舎につきものの

  そう  です。

 
  蜂、ムカデ、イモムシなんてかわいいもので、
  なにより私が怖いのは

  3位、大きなバッタ、コオロギ(黒いタイツをはいたようなあの足がいや)

  2位、カメムシ(匂い、あの色、あの形すべていや)

  そして 堂々の1位が
  最近私をずっと悩ませている、

  大きな蜘蛛です。画像自粛。

  いやいやいや、皆さん蜘蛛は夏のものだと思ってませんか?
  (てゆうより そんなに 蜘蛛のこと考えてませんか、そうですか)
  私と蜘蛛の戦いは毎年 今のこの季節にピークをむかえます。
  秋になって外が寒くなってきた やつらは あたたかい家の中に入ってくるのです。
  いやー!そんな 人間っぽさもいやー!
 
  夏の間に大きくなったのか、それとも蜘蛛は何年も生きるのか(いやすぎる)
  秋になって家の中に入ってくるやつらは、手の平くらいの大きさ!
  足を軽く曲げた状態で!

  田舎とはいえ 窓も網戸もある、なぜそんなに蜘蛛が家に入ってくるの?
  とおもわれる方もいるかもしれません。
  それは、私以外の家族が誰も虫をこわがっていないため 
  猫のために(ていうかそうでなくても)いつもどこかが開けられているからです。
  半泣きで閉めてまわるもむなしく またルーズな家族の
  開けた窓から 今日もやつらが!

  この間トイレで 顔の真横にいるのに気付いた時は、震え上がりました。
  (ほんとに「震え上がる」 人間をみたのははじめてでした、しかも自分)

  のみならず どういう心理かやつらは最終的に私の!私の部屋に!やってくるのです。(涙)
  おそらく2階の奥という、安心そうな場所、 あったかい室温が彼らを呼ぶ
  のではないかと思いますが、それよりも なんとなく 
  「やつらは私がこわがっているのを知っている・・・」
  そんな 気がしてなりません。
  だって、私の部屋に来た蜘蛛はなんだかとっても強気!!

  普通 虫って 人から逃げませんか?
  どうして私にむかって走ってきたりするんですか!?
  夕べ 彼らの横暴さに疲れきった私はついに泣きながら 
  キンチョールの引き金をひきました。
  さらなる スピードで私にむかってくる 蜘蛛!!!!

  もう これ以上の描写はしたくありませんが、人間は恐怖をとりのぞくためなら(虫)殺しも
  やれるってことがわかりました。
  

  もう いや ・・・。こんな暮らし。
  しかし やつらは数で来ます。
  今日も 脱衣所で巨大な彼を見つけた私は 
  母に懇願して(昔から私が家族に何のプライドもなく懇願する唯一のこと)
  外に逃がしてもらうことに。
  (基本的に我が家では 蜘蛛は殺してはいけないことになってます。)
  「もー、くもは神様の使い(小さいころから聞かされたこのフレーズにより
   私のなかで蜘蛛への恐怖はさらに増していったものと思われます。)
   ながでーかわいいのにー」
  母は気味の悪い言葉をいいながら 脱衣所に入って行きました。
  「ティッシュとって~」蜘蛛を追いつめながら母がいうので
  あわてて渡しながら
  「素手で大丈夫っていっつもいゆやん」(遠吠え)
  というと、
  「だって 噛んだりするのよねー」
  と知りたくもない情報が!!蜘蛛が噛む!?
  
  さらに遠くで うかがう私。
  のんきな母は いまいち真剣味にかける感じで
  蜘蛛をおいかけてトイレへ!
  「ああ!ああ!絶対捕まえて!」
  おびえる私を気遣ってか・・・うるさいのか、
  母はトイレのドアを閉めて蜘蛛と二人きりに!
 
  しばらく がたがた ゆっていましたが 
  突然流水音が・・・?
  お母様 こんな時にトイレ?

  戸が開いて出てきた母に
  「蜘蛛は?蜘蛛は?つかまえた?」
  と聞くと
  
  「トイレに落ちたき、流しちゃった☆」

  

  って えー。
  神様の使いって 今 その口で・・・。
  「だって トイレに落ちたき助けようと思ったら、
   水に潜って行ったがやもん。やきもう 流しちゃった☆
   ばかやー助けちゃりゆのに。」

  またしても知りたくない情報が!!蜘蛛って水にも潜れるの!?
  「じゃあ、もぐっちゅうだけで また出てくるがやない?」
  震え上がる(人生二度目)私をよそに 
  「大丈夫!」と鼻歌まじりで
  部屋にもどる 母。

  私が 震えながら何度もトイレの水を流したのは 言うまでもありません。

  蜘蛛のいない世界に行きたい。