ジキです。

 

令和4年度 地域保健総合推進事業
新型コロナウイルス感染症対応記録

ってご存じですか?

たまたま、まささんのサイトで知って読んでみたんです。

 

で、結構なことが書いてあったので、

今回は内容に触れながら、

ジキの感想というかいちゃもんというか、

解説をしてみたいと思います。

 

  危険な感染症ではなかった

 

あらかじめ断っておきますが、

ジキは全ての感染症は詐欺で、

存在しないと考えています。

 

今回の記事では、

仮に病原体が存在している

という説が正しかったら、

という体でお話しします。

 

まず、43頁にこんなことが書かれています。

(2)新型コロナウイルス感染症の病態生理

新型コロナウイルス感染症の患者の大多数は、ほぼ無症状に近いか、感冒様症状のみで自然軽快する。このウイルスが感染する細胞は主に膜表面にアンジオテンシン変換酵素2(angiotensin-con-vertingenzyme2:ACE2)を有する細胞である。ACE2はⅡ型肺胞上皮、血管内皮等の細胞に存在している。このウイルスはACE2を介してヒトの細胞内に侵入し増殖する。新型コロナウイルスが感染した細胞内で増殖を始めると、IL-6等の炎症性サイトカインの放出が始まる。この炎症のシグナルに対して肺胞マクロファージなどの自然免疫細胞が応答し、種々のサイトカインが血中・組織中に放出され、免疫系が活性化される。新型コロナウイルス感染症の感染の初期では自然免疫が重要な役割を果たし、自然免疫で十分に対応できれば新型コロナウイルス感染症は重症化しにくいと考えられている。一方新型コロナウイルスの感染細胞内での増殖とともに、構造タンパク質と非構造タンパク質の産生が始まるが、これらのタンパク質はⅠ型インターフェロンの産生とシグナル伝達を抑制することが知られている。これにより免疫応答は抑制され、ウイルスの増加が促進されると考えられている。前掲のⅠ型インターフェロン作用の抑制の結果、比較的多くの無症状者、軽症者が発生すると考えられている一方で、Ⅰ型インターフェロン作用の抑制はウイルスの過剰な増殖を許し、結果として重症化の要因となっているともいわれている。

新コロは自然免疫で対応できる疾患だというのです。

これを書いたのは、

〈大曲貴夫 国立国際医療研究センター国際感染症センター長〉

という方です。

 

令和4年の段階で、

国際感染症センター長がほとんどが無症状か、

感冒様症状のみで自然軽快すると言っているのです。

 

それで、

なんでこんなに騒いだんだ?

なぜジキは職場で、

担任を外され、

隔離されたんだ?

しかも、

「命を守るため」

など言われて。

 

しかもです。

自然免疫で対応できるなら、

なんでワクチンが必要なんだ?

ワクチン打って亡くなった方や、

ご家族がこの報告書を読んだら、

怒り心頭ではないですか。

 

  死亡率が減少していく

 

113頁にはこんなグラフが載っています。

これは広島県のデータなんですが、

感染は拡大していきながらも、

死亡率が減少していっています。

 

しかも、高い時でも2%弱。

感染拡大してひどい状態では、

0.22%しかいない。

 

つまりですね、

この感染症は感染力は高いが、

毒性は低い、

感染しても無症状が感冒性症状程度で、

自然免疫で治ってしまう、

重症化するのは、

高齢者や基礎疾患を持っている方だと

いうことです。

 

  感染者数だった

 

思い出していただきたいのですが、

厚労省がこの感染症の「発生の事実」を示す

根拠というのはこれでした。

感染者が0ではない、

感染者がいるから感染症が発生していると。

病原体の存在を確認していなくても、

感染症法にこの感染症を規定していました。

 

つまり、

病原体を特定してその毒性の程度を調べて、

毒性が高いから危険だというわけではないのです。

あくまでも、

感染者数で危険だと言っているのです。

 

  危機管理は科学ではない

 

128頁にはこんなことが書かれています。

危機管理活動という営みは、科学ではない。アート(運用術)である。科学に基づく危機管理や、エビデンスに基づく危機管理など存在しない(この点、わが国では誤解があるようである)。危機管理の一分野である感染症危機管理も同様である。

何とも暴論です。

これを書いたのは、

〈阿部圭史 元WHO健康危機管理官〉

という方です。

 

続けて、こんなことを書いています。

危機は、未知・霧・摩擦という特性を有している ²⁾ 。危機管理の事態対処行動には、未知・霧・摩擦という不確実性が伴うのである。特に、危機の全容がまったくの未知である事態対処の初動においては、不確実性は最大である。

したがって、初動においていかに事態対処の戦略を構想するのかは、戦略指揮官およびそれを支える参謀たちの脅威認識およびそれまでの危機管理経験に依拠している。WHO本部、特にその「危機系」であるWHEは、欧米人によって占められている。したがって、その危機管理活動は、欧米人の脅威認識およびそれまでの危機管理経験に依拠していると言っても過言ではない。

 

政府が何の根拠もなく、

危険だと感じたら、

オオカミ少年のごとく騒いでもいい

と言っているに等しいです。

 

しかも、

感染症騒ぎは未知ではない。

スモン病で大失敗をしている。

あの時は、

感染症ではなく薬害だった。

しかも、

薬害を指摘しているのに、

それを厚労省は無視した。

そして、

何人も犠牲になった。

その教訓が全く生かされていない。

 

危機管理における的確な判断を支えるのは、

「情報の質と量」でしょう。

それなしでおバカ政治家がオオカミ少年ごとく

騒いだ結果が、

経済を疲弊させ、プンプン

子供達の大切な学習や経験の機会を奪い、ムキー

そしてワクチンで多くの命を犠牲にした。ムキー

 

この元WHO健康危機管理官の

腐った文章を読むとムカムカします。真顔

 

それはともかく、

今回に限らず

感染症騒ぎは科学的根拠に関係なく、

感染者の数、

もっと正確に言えば、

感染症に診断されてしまった人間の数で、

危険の度合いを判断しているということです。

 

  感染症拡大防止を呼び掛けていた

 

今頃になって気づいたのですが、

よく考えると

厚労省は感染症拡大防止を叫んでいました。

 

419頁に載っていた当時のプロパガンダ材料です。

 

この資料には「感染拡大の速度が速い」としか書かれておらず、

健常者に対する毒性については触れていません。

 

  感染力・感染性とは

 

ここで用語の意味を確認しておきます。

 

感染力と感染性は微妙に意味が違いますが、

通常ほぼ同じ意味でつかわれているようです。

 

wikipediaでは次のように書かれています。

疫学での感染力(英語:Infectivity)とは、病原体感染を達成する能力である。より具体的には、感染力は親と子の関係(垂直感染)ではない宿主の間で、どのくらいの頻度で広がっていくかという病原体の水平感染能力のことである。 集団における感染力の尺度は、Incidence(発生率、罹患率)と呼ばれる。

感染力はVirulence(病原性)と正の相関があることが示されている。これは、より多くの数の宿主に感染する能力が増すほど、宿主がより重症化することを意味する[1]

 

感染性(かんせんせい)とはその微生物がその宿主の体内で安定して増殖できるかどうかを意味する。例えば、植物ウイルスバクテリオファージなど動物以外の宿主に感染するウイルスは、動物細胞に侵入し増殖することが出来ない。このため、これらは動物に対しては非感染性である。非感染性の微生物では、そもそも宿主−病原体の関係が成立しないため、これらは同時に非病原性でもある。感染性の高い(強い)ことを高感染性、低い(弱い)ことを低感染性と呼ぶ。

つまり、

病原体が感染を成立させる性質、

あるいは能力です。

 

不顕性感染という概念もありますから、

症状のあるなしは関係ありません。

体内で感染という現象を起こすことができれば、

感染性がある、

感染力があるということになります。

 

で、

問題はどうやって感染したかを判断するのかですが、

はっきり言ってできないですね。

感染は病原体が宿主に寄生して増殖することを言うので、

増殖したかどうかなんか、

調べる検査は存在しません。

だから、

代用としてPCR検査などがあるわけですが、

パッケージには陽性はかならずしも感染を意味しない、

と注意書きされていますよね。

 

ま、

それはさておき検査陽性で感染としているわけです。

検査陽性者がいるからこの病原体は感染性・感染力がある。

検査陽性者が多いからこの病原体は感染力が高い。

だから、

危険だと国は言っているわけです。

 

ですが、

繰り返すように症状は関係ないのです。

感染していても無症状、

軽症なら危険でも何でもないのです。

ですから、

危険性を言うなら、

本来毒性を言わなければなりません。

 

  毒性とは

 

Wikipediaでは次のように書かれています。

ビルレンスvirulence毒力(どくりょく)、毒性(どくせい))は、その病原体が感染したときどのくらい感染症を起こしやすいか、また発病したときにどのくらい重症化しやすいか、という力の強さを示す連続的な概念である。例えば、食中毒の原因であるサルモネラチフス菌は、どちらも生物学上は同じSalmonella entericaという種に分類されるが、ビルレンスの違いによって後者は腸チフスなどの極めて重篤な疾患を起こす。ビルレンスは強弱、または高低で表され、ビルレンスの高い(強い)病原体のことを強毒性、低い(弱い)病原体を弱毒性と呼ぶ。

毒性は、

発症のしやすさや

重症化の度合いを意味します。

 

  国の言う毒性とは検査回数か?

 

話を戻すと、

本来感染力を計測する手段は存在しないわけで、

国は検査陽性者数で感染力を推測していることになります。

そして陽性者が多いことで、

感染力が高いとしてます。

そして、

感染力が高いから危険だと。

つまり、

毒性が高いと。

で、

皆さんご存じのように、

検査陽性者数は検査回数に比例しています。

ということは、

国がいう感染力は検査回数のことで、

毒性も検査回数であることになります。

 

つまり、

この感染症は検査回数が多いから危険だ

ということになります。

 

バカバカしくないですか?

 

  我々は誤解した?

 

さて今回、

『新型コロナウイルス感染症対応記録』

を読んで、

我々は「感染力の高さ」を繰り返し聞かされることで、

「毒性が高い」と思わされたのではないか?

と思いました。

 

Wikipediaには次のように書かれています。

感染力はVirulence(病原性)と正の相関があることが示されている。これは、より多くの数の宿主に感染する能力が増すほど、宿主がより重症化することを意味する[1]

ですが、

実際は国際感染症センター長が説明するように、

毒性は低かった。

一般に感染力と毒性が正の相関があったとしても、

必ずしも、

「感染力が高い」ことが「毒性が高い」ことを意味しない。

それが、

この感染症で示されているわけです。

 

  だまされてはいけない

 

今回は

「感染性の高さ」が「毒性の高さ」を意味するという

思い込みで、

大衆はまんまと騙されました。ガーン

 

我々も毒性の低さは主張していましたが、

感染性の高さを強調し、

危険だと言い張る連中に

してやられていたように思います。ショボーン

 

私に関していえば、

どこか、

感染性の高さと毒性の高さを

分けて考えることができていなかったように思います。滝汗

 

それを今頃になって気づいたという、

今回のお話でした。

 

今回はここまでにしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。ラブ

また、お会いしましょうウインク

したっけねーパー笑い