同演目21回目の観劇です。
夏山に参りました。
ちょうど1年振りのLKです。
夏劇場では初めて。
山の日は山にちなんだ作品を観よう思い、先行で真っ先に取りました。
※プライドロック(岩山)だし登れぬ山などないので
キャストボード。
まちまりナラ(1年振り、一番好き)
守山ちひろ5枠(初)
道口スカー(3年振り)
金久ムファサ(初)
が特に楽しみです。
守山ちひろ5枠!
(いつもはすぐ抜けるから)や~~~っと観れます!
エドワード王子もネッサローズも歌声大好きでした。
とっても楽しみ!
■キャスト
ラフィキ | 井上 智映子 | |
---|---|---|
ムファサ | 金久 烈 | |
ザズ | 布施 陽由 | |
スカー | 道口 瑞之 | |
ヤング・シンバ | 鍵山 颯君 | |
ヤング・ナラ | 高坂 美郁 | |
シェンジ | 松田 佑子 | |
バンザイ | 小原 哲夫 | |
エド | 金本 泰潤 | |
ティモン | 大塚 道人 | |
プンバァ | 荒木 勝 | |
シンバ | 永田 俊樹 | |
ナラ | 町 真理子 | |
男性 アンサンブル | 1枠 | 奥田 直樹 |
2枠 | 南 晶人 | |
3枠 | 菊地 智弘 | |
4枠 | 飯泉 佳一 | |
5枠 | 小林 清孝 | |
6枠 | 山下 啓太 | |
7枠 | - | |
8枠 | 塚田 拓也 | |
9枠 | 片山 怜也 | |
10枠 | 沢樹 陽聖 | |
11枠 | 田川 雄理 | |
12枠 | 若山 展成 | |
13枠 | 塩山 力 | |
14枠 | 菊池 貴大 | |
女性 アンサンブル | 1枠・サラビ | 川原 晶絵 |
2枠 | 海宝 あかね | |
3枠 | 髙野 唯 | |
4枠 | 中原 詩乃 | |
5枠 | 守山 ちひろ | |
6枠 | 福井 麻起子 | |
7枠 | あべゆき | |
8枠 | 江國 冴香 | |
9枠 | 秋山 舞 | |
10枠 | 原田 美欧 | |
11枠 | 沙耶 | |
12枠 | 平井 佑季 | |
13枠 | 田川 光希 |
■会場・座席
会場 | 階 | ブロック | 列 |
---|---|---|---|
四季劇場[夏] | 1階 | センター | 最前列 |
■感想
●ムファサ:金久 烈
金久ムファサはじめまして!
所作も歌声も軽快で、これまでの重厚なムファサ像とはまったく異なりました。
♪お前の中に~ でヤングシンバが星を指さしている手をムファサが掴んでヤングシンバの胸にしまうような動作好きです!
●ヤング・シンバ:鍵山 颯君
初見の鍵山颯君ヤングシンバ。
小柄の上、とっても可愛い顔立ち!
おそ松さんで例えると間違いなくトド松。
ルックス面は抜群で歌声も良かったです。
ただセリフがイマイチで、聞き取りづらいシーンが散見しました。
ぜひ母音法をマスターして欲しいです。
●ナラ:町 真理子
贔屓を差し置いて一番好きなナラ。
♪シャドウランド に激しい情が込められていて本当に素晴らしかった!
まちまり、ナラとしては剛直なメスライオンなのに、カーテンコールは全方向にスマイル振りまいたりおどけたり、いちパフォーマーに戻るよね(笑)
●女5枠:守山 ちひろ
アンサンブル動線ぜんぜん分からないけど、守山ちひろさん(F5)は目立ってよく分かりました!
グラスランドで前列真ん中→下手側前列→トライアングル前列だったり、泣くシーンで最後だったりシンガー枠の中心的な役なのですかね。
●新演出
1階下手にいたレイヨウが2階に移動したようです。
♪雌ライオンの歌 で赤レイヨウの「アッヘッアッヘ!!」がなくなって代わりに「ヒャッハー!」とか言ってて新演出というか世紀末ですね!
そういえば、シンバとナラが再会した後、ナラがティモンに挨拶するとき、以前は握手を求めてたけど新演出では普通の礼(腕を突き出すやつ)になってた。
ライオンなのに握手?って思ってたので良い変更だと思ってます。
(というレベルの細かい変更が多数入ってました)
ここまで大きな演出変更が入ると、持ち役だからすぐ入れる、という状況ではなくそれなりの稽古が必要ですよね。
まるで「持ち役」をいったん全員リセットしたみたい。
新演出はタイムラインで見てたからある程度は覚悟してたけど、♪ワンバイワンにビックリ!
曲は♪ワンバイワンなのに歌詞や歌い方がガラッと変わって替え歌みたいだった。
これもこれで良かったです。
新演出の最大の変更点は「シンバの強調」かなと思います。
2幕の登場直後から、息巻いていたり力拳を作るなど、思春期の悶々とした感情や
向き先のない怒り、過去の苦悩、正義感がが渦巻いているのがよく分かりました。
・シンバの感情表現の増加
・♪終わりなき夜 での荒ぶり
・♪愛を感じて のシンバ&ナラのダンス(センターバレエの撤廃)
・スカー対決時の攻撃
など、総じてシンバのキャラクターを強調し、ライオンキングはシンバの物語であることを明確にしているように思いました。
新演出のシンバってビースト感ありました。
新演出で2幕のサバンナの夜の草の反応がなくなったり、センターバレエがなくなったり、特に男性ダンサー枠のファンは残念かもしれないけど、全体としてはストーリーの軸が太くなったように思えて歓迎です。
ただ歌詞にまで手を入れたり、ズールー語の発音を変えたりしたのは意外。
特にラフィキとナラの部分がガラッと変わった印象でした。
歌の歌詞や音程まで変わっているのでCD化するのかなーと期待しちゃうのだけど、まちまりナラ、韓盛治スカーしか飛び抜けた歌うまさんが想像できないなぁ。