同演目はじめての観劇です。
浅利慶太プロデュースの第1弾公演『オンディーヌ』、その記念すべき初日に参りました。
少し前に、自由劇場こけら落とし公演のプログラムを手に入れました。
それから12年経ちましたが、プログラムキャストには本日出演する方の名前もいくつか見られます。
気になるのは、劇団四季版と浅利演出版の違いですね。
そのひとつが幕の構成。
劇団四季版では3幕構成、上映時間は3時間15分(休憩20分×2回)でした。
浅利演出版では同じく3幕構成ですが、上演時間はかなり短縮されているようです。
1幕:40分 (休憩:15分) 2幕:50分 (休憩:15分) 3幕:45分 計:2時間45分
さて、本日は浅利慶太プロデュースの開幕ともあって、浅利慶太さんや、吉田智誉樹さん(四季株式会社社長)の姿も見かけました。
会場内には贈呈されたお花が飾られていました。
キャストボードです。
こちらはキャスト表。縦向きです。
劇団四季を退団して移籍した方や、劇団四季から客演として出演されているかたも数名いますね。
豪華なキャストです。
特に、下村さん、山本貴永さん、笠松はる様、高橋玲奈さんが楽しみです。
■キャスト
オンディーヌ | 野村 玲子 | |
---|---|---|
騎士ハンス | 中村 伝 | |
水界の王 | 広瀬 彰勇 | |
ベルタ | 坂本 里咲 | |
ユージェニー | 斉藤 昭子 | |
オーギュスト / 裁判官Ⅰ | 山口 嘉三 | |
王妃イゾルデ | 田野 聖子 | |
王 | 斎藤 譲 | |
ベルトラム | 髙草 量平 | |
侍従 | 下村 尊則 | |
詩人 | 畠山 典之 | |
マトー | 山田 大智 | |
裁判官Ⅱ | 岡田 吉弘 | |
劇場支配人 / 牛飼い | 山口 研志 | |
ウルリッヒ | 白倉 裕人 | |
召使い | 桑原 良太 | |
猟師 | 笹岡 征矢 | |
サランボー | 花岡 久子 | |
水の精 / 皿洗いの娘 | 山本 貴永 | |
グレーテ | 滝沢 由佳 | |
水の精 | 1枠 | 笠松 はる |
2枠 | 橋本 由希子 | |
3枠 | 生方 理菜 | |
4枠 | 高橋 怜奈 | |
5枠 | 森 佐和子 | |
6枠 | 鐘丘 りお | |
7枠 | 伊藤 夏輝 |
■会場・座席
会場 | 階 | ブロック | 列 |
---|---|---|---|
自由劇場 | 1階 | センター | 最前 |
■感想
●全体
全体としてはこんな感想。
1幕:時代劇
2幕:コメディ
3幕:哲学
また山本貴永さんと笠松はる様のソプラノが聴けるとは思わなかった!
嬉しいです。
伝統を感じる舞台セットと、照明の当て方が好きです。
●オンディーヌ:野村玲子
・序盤、浮き足立った感がある中、ステージに落ち着きと安定をもたらし、登場直後から往年の大女優っぷりを発揮してました。さすがです
・目だったミスと言えば、ハンスを引っ張りながら後ろにさがったときに段差から足を滑らせたことくらいでしょうか
●侍従:下村尊則
・偉いんだか偉くないんだかよく分からない微妙なポジションでした(笑)
●水の精 / 皿洗いの娘:山本貴永
・主役に次いで出番が多かったのでは?
・水の精、皿洗いの娘、最後は死に神?となって、仕事多すぎですね
・カーテンコールも死に神スタイルで、少し可愛そうだなと思いながらも、山本貴永さんの鋭い目つきにはピッタリ合ってました
●水の精(1枠):笠松はる
・笠松はる様。生き様も素敵です
・笠松はる様をアンサンブルで観れるなんて贅沢
・もっともっと歌声を楽しみたかったです