学生時代に、なんちゃってパックパッカーだった俺は
長距離移動は何度も経験している
その中で飛行機以外で最長距離にして最長時間を経験したのが
今回のシカゴからの移動だ
シカゴ到着時点で残り日数も少なくなってきていた
当初、可能であれはシアトルまで行ってアメリカを
丸一周したかったのだが、現実的に厳しくなってきたので
シカゴからサンフランシスコまで一気に駆け抜けることにする
距離にして3400キロ 時間にして50時間強
長いね~
この路線は車窓からの景色が美しく人気路線のもよう
寝台が望ましいが貧乏人も俺達は、もちろんタダの座席だ
ただサイズがアメリカンなので窮屈感はほとんどない
記憶にある窓からの景色は美しいというより
なんていうか等身大のアメリカ?日常のアメリカ?
飾っていない素朴なアメリカを見る事ができた
日本にいるとニューヨークやらラスベガスなどの
華やかな世界が目立ってしまう。それもアメリカなのだが
多くの国民は私同様、平凡淡々と生きているのだと思う
電車の中では隣座席に座っていた黒人家族と親しくなる
10歳ぐらいのガキがいたのだが、陽気なイタズラ坊主で
何かにつけてちょっかいを出してくるも大人の対応を
していたのだが一度、K氏が後ろからハサミで
髪の毛をカットされたときはマジキレしてた
食事は3食、スナックバーでのホットドックかハンバーガー
一度くらい食堂車で、と思ったりしたがホットドックとハンバーガー
が十分にうまかったので、結局食べることはなかった
初め雪景色だった風景も西に向かいにつれて秋模様?になり
ロッキー山脈を越えると春っぽくなってきた
気が付けばカルフォルニア州に到着していた
座席スペースも余裕があり車内も歩き周れるので50時間という
超長距離移動も、それほど苦ではなかったこと記憶している
アメリカ周遊も西海岸へ戻ってきて終わりが見えてきた