エルパソに来た理由は西部劇の酒屋に行くこと

 

しかしエルパソは町だった。ガンマンはいなかった。

 

やはり映画村のようなところに行かないと行けないのかな??

 

この事態はある程度予測されていたので、特に驚きはない

やっぱりネット環境が整っていない時代だから

行って見ないとわからないっていう楽しみはあるな

今やった、先にネットで見てまうもんな

見る見ないは自分次第とはいえ、やっぱ見てまうな

みたら感動も半減やのに、なんで見てまうんやろか

あ~、想像と違ったわ~ ってのが旅の醍醐味でもあるのにね

 

 

話を戻すと、エルパソは国境の町ってこと以外は

特に何もなさげなので、俺達はもうひとつの目的である

メキシコ入国を試みる

 

試みるっていっても50セント(だったような)払って歩いて入るだけなのだが...

 

それでも国境を自分の足で超えるのは

この時が初めてだったので

それなりに感動したよ。そりゃね

 

一番の印象は、今はわからんが当時は国境を渡って

しばらく歩くと舗装されていた道が段々、崩れていき

砂埃が舞うようになったこと

 

隣合わさった国で、こんなけ差がでるか~と当時は思ったものだ

 

メキシコ側の町はファレスと言った

 

メキシコの知識はタコスとメキシカンハットのみ

 

小腹も空いてきたのでタコスを食べることにする。

本場のタコスは美味かった。

タコスというよりサルサソースが美味かったのかな

今でこそ結構食べる機会も増えたが、その当時は

まだ、初見に近い状態だったやないかな

 

あと、コーラが異常に安かった気がするが気のせいか

 

タコスを食った後、メキシカンハットを購入

 

そうそう、あと旅人当時はその国のカセットテープを

記念に最低一つは買って帰ってたな

日本に帰ってから聞くことはほとんどなかったけど

やはり畳4畳半の部屋で聞いても、なんか違う

そもそも、今ではデッキ自体が無くなってしまい聞けなくなったが

 

その後、なぜかわからんが陽気なメキシカン家族と

一緒に写真を撮る。 この時、10人近くメキシカンがいたと

思うが皆、笑顔で写ってた。俺が逆の立場やったら

あんな自然な笑顔できるやろか

 

この頃から人の幸福の物差しって何なんやろかって

ちょっと思うようになった

 

まぁ、半日だけではあった、結構いろいろ考えさせられた

メキシコ滞在となったわけだ

 

あと、バス停みたいな場所に行った記憶があるのだが

国境渡ったら直ぐに町だった気もするので

この記憶がこの時の記憶だったかどうかは定かでないし

確かめようもないし、その結果が俺のこれからの人生に

大きく影響するわけでもないので、どうでもいい