いってらっしゃい。 | にゃんたろ

いってらっしゃい。

11月3日、20時。

おじいちゃんは天国に旅立ちました。



おかしいよね。
つい最近まで普通に喋ってて。

つい3ヶ月くらい前までは一緒にご飯食べて、お出掛けして。

おじいちゃんのご飯よそったり。
おかず取り分けてあげたり。
お酒飲むときも、嬉しそうで、いつもパパと飲みたいっていってて。

ジョークが大好きで。
カラオケも大好きで。

いつも優しそうな笑顔で。

ポケッとしてるようだけど、いつも皆の心配しててさ。

天然ボケで、おもしろい事もたくさん言ってて。

皆で集まってご飯食べてるときは何よりも嬉しそうで。

お風呂も好きで。




今日、火葬が終わりました。

本当はまだ生きてて、熱いから出してくれって言うんじゃないかって思ってた。


でも、骨になって出てきたおじいちゃんは、もちろんまったく抵抗した様子なんてなくて…

綺麗に焼かれて、そのまま寝かせたままの形で骨だけになって出てきました。

本当に本当に、おじいちゃんはいなくなったのかな。

全然信じられない。

『俺はどぉなっちゃうのかな。家に帰れるのかな』

ってお見舞いに行くといつも言ってて…

最後はもぉ全然喋れなかった。

でも、手を握ると握り返してくれたし。

まだまだ生きたかったと思う。

おじいちゃん、不安でたまらなかったよね。

なにもできなくてごめんね。

あたし、自慢できる孫でもなかったし。おじいちゃんに感謝したい事たくさんあるのに何も出来なかった。

唯一、りほちゃんっていうひ孫を見せてあげられて、本当に良かったと思ってます。

りほちゃんとたくさん遊んでくれてありがとぉ。


そしてね、
あたしが離婚したとき

精神的にぐったりしてて、離婚した事とか誰にも話したくなくて…

おじいちゃんやおばぁちゃんに言ったらガッカリされるのかなぁって。


世間体が気になって報告できなかったの。
おじいちゃんは会社の経営者でもあったから、身だしなみも最後まできちんとしてたし、みっともないことはしない人だったの。

だから、子供がいながら離婚っていう事を報告するのがとても辛かった。


でもあまりプライベートな事に触れてこないおじいちゃんが

『離婚したのか?』

って突然聞いてきて。

ガッカリさせちゃうのかなって思いながら

『うん、手続きも終わったよ』

っていったら

『ふぅーん、良かったな。』

って、優しい笑顔で笑ってくれたの。



あのとき本当に気持ちが楽になって、見えない柵から解放されたみたいだった。


おじいちゃんて凄いなって思った。

ポケッとしてるようで、いろんな事考えてたんだなって。


いつも気にしてくれてたんだよね。


でも、認知症になって、パーキンソンが出てきて、血液の値が悪くて何か重い病気がありそうですって言われて。

その重い病気の原因を突き止める検査をしているとき、ある日家で倒れて

軽い肺炎って診断されて

そのまま3週間入院ってなって

でも、病院にいるはずなのにどんどん悪くなって

そのまま3ヶ月の入院生活の末

亡くなってしまった。




うちの姉は助産師で、姉の旦那は医者なんだけど


『病院の治療が、最初適当だった。俺が医者だと担当医に言ってから本気の治療にはいったが、遅かった。』

と…

医療ミスではないけど。
診断ミスっていうのか。

最後、おじいちゃんが亡くなった日、担当医は休みだった。


看護師さんは分かってても診断というものをしてはいけないらしく、何も言ってくれなくて。

おじいちゃんの体がむくみはじめて、顔が紫になって

手も冷たくなってきて
握り返してくれなくなって。


心電図に反応はあっても

目をあけても反応はなかった。

脳死だったんだよね。

おねぇちゃんの旦那が医者だったから教えてもらえたけど

担当医は自分が休みならその日自分の代わりをしている医者に引き継ぎとかってちゃんとしないものなんですか。

病院てそんな適当なんですね。


私は正直、入った病院が悪かったなって思ってます。

こんなに早く殺される事はなかったとすら思ってしまいます。

管が外れて、直接肺に流し込んだりとかバカなのかと。

おじいちゃんがどれだけ苦しかった事か。


大好きなおじいちゃんがなんでそんな適当な治療されて挙げ句死んでしまったのかと。


悔しいです。

だって最初入院したときは治るはずの肺炎だったんだもん。

なんかもぉ怒りで冷静ではいられない。


悔しい。

おじいちゃんをかえしてほしい。










死んでしまった現実を受け止められなくて、八つ当たりしてるのもまた事実です。

おじいちゃんは亡くなったことに気が付いているのかな。


ひとつビックリしたのは、火葬後の会食で、りほちゃんが

きゅうにあたしの顔を見て

『おじいちゃん?』
て、聞いてきて。

『え、おじいちゃんがどぉしたの』

っていったら

『おじいちゃんシューって』

と、言いながら、手をお皿にそえて、お皿をおくような素振りをしたんです。


もしかして、りほちゃんがご飯残そうとしてたから


『食べなさい』

って、言いにきてたのかもって思いました。



まだまだ書きたいことあるんだけど、とりあえず全然寝てないので寝ようかな。

おやすみなさい。


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