Kくんのこと
実は、Mくん以降初めて第一印象から好感を持ったのはKくんだけでした。
そして、Kくんの方も私を好いていてくれました。
多分今も。
Kくんとは、仕事終わりに会いました。
お互いに外見に自信がなくて、でも私は寧ろ飾らないKくんに好感を持ちました。
色んな話をしました。
婚約者が浮気していて破談になったこと。
それがきっかけで過食症になったこと。
そのあと付き合った彼女にも浮気をされて苦しかったこと。
父親が借金を作って蒸発して、それを返済していること。
時にその返済が苦しくて、付き合っている間には元カノさんに借りたこと。
自分がどれだけ幸せだったのか…思い知らされました。
彼が気にしていた外見も、借金も私は本当に気にならなくて、Kくん自身の傍にいたいと…
本気で思いました。
だけど…
2日後。
Kくんから今月返済が厳しいから貸してくれないかと申し入れがありました。
ショックでした。
お金目当てだったのかと。
色んな言動が全て嘘に思えました。
月末近かったこと、初対面からほとんど日が経っていないこと。
そして毎月片手くらい足りなくなる、という発言に切れてしまいました。
足りなくなるということは毎月私がそれを補わなければならないのか?と。
返済能力を越えていること、計画性のなさ、私がそれを受けてショックだったこと。
今後それを苦にし続けるようでは辛いこと。
全て伝えました。
実際はもう少し複雑で、重い病気を抱えていて、その治療費も工面していたそうです。
先にそれを教えてくれていたら…ちゃんと言葉を選んで伝えたのに。
結局、最初の申し入れより少なめの金額を貸しました。
Kくん自身と向き合うつもりで。
でも。
彼は私が触れることも、気遣うことも拒否しました。
曰く、「期待して駄目だった時が怖いから」…どんなに否定しても、伝わりませんでした。
震えていたKくんに、私は何もなす術がありませんでした。
厳しいかもしれない、ですが。
私はKくんには私の想いを信じてほしかったんです。
怒ったことも。悲しかったことも。それでも大切にしたいと思ったことも。
その想いを『拒否された』という感情が強く、どうにもならなくなってしまいました。
これ以上寄り添う努力をしても無駄なんだと。
私ではKくんのこれからを支えていくことは出来ないんだと。
Kくんからは時々メールがきます。
でも、返事は出来ていません。
嫌いになった訳じゃない…私がこれ以上拒否されるのが怖いのです。
賛否両論あると思います。
私がとった行動が最善かどうかは…分かりません。
夜中に不愉快な思いをさせてしまいましたら申し訳ございません。
願わくば、彼に幸在らんことを。