【ミサに行けないときの祈り】

十 父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。

1.悔い改め(痛悔)の祈りを唱えます。

全能の神に告白します。わたしは、思い、ことば、行い、おこたりによってたびたび罪を犯しました。聖母マリア、すべての天使と聖人、そして兄弟の皆さん、罪深いわたしのために神に祈ってください。そして神がわたしをあわれみ、罪をゆるし、永遠のいのちに導いてくださいますように。
アーメン。

2.霊的聖体拝領の前に、主の祈りを唱えます。

天におられるわたしたちの父よ、
み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
みこころが天に行われるとおり、地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧(かて)を、今日もお与えください。
わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。
わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください。アーメン。

3.霊的聖体拝領の祈りを唱えます。

【霊的聖体拝領とは「愛と信仰をもって拝領したいと望めば、心のうちに、実際の
 聖体拝領が与える恩典とくらべて、たとえ全部でなくともその大部分を受ける
 ことができることをいいます。】


主イエス・キリスト

あなたが御聖体の秘跡のうちにまことにおいでになることを信じすべてに超えてあなたを愛しわたしの心に迎えたいと望みます。

(ここで少し沈黙して、霊的に主をお迎えする心の準備をする)

主よ、あなたは神の子キリスト、永遠のいのちの糧(かて)、あなたをおいてだれのところに行きましょう。今、秘跡による御聖体を受けることができないわたしの心に、おいでください。

(しばらく聖母マリア様と共に主を迎える・・キリストのからだ・・アーメン。)

あなたが、今わたしの心にまことにおいでになったことを信じて感謝いたします。いつもあなたと一致したいと望むわたしがあなたから離れることのないようにしてください。アーメン。

(すこしの時間、沈黙を保ち拝領できたことを感謝する。)

4.感謝の祈りを唱えます。

優しいみ母マリアよ、この霊的聖体拝領をあなたにささげます。主イエスよ、あなたに感謝し、賛美いたします。アーメン。

5.終了の祈り

恵みの源(みなもと)である神よ、わたしはあなたの恵みを思い、感謝と賛美のうちに、この祈りを終わります。いま、わたしたちを祝福してください。主キリストによって。アーメン。

十 父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。


 (終了)



(注:この祈りはミサの代わりになるものではありません。)