霊的聖体拝領の祈り(暗唱用)

十父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。

主イエス・キリスト、
今、私はご聖体をいただくことが出来ません。
しかしあなたへの愛に満たされて
私の心にお迎えしたいと望みます。


(すこし沈黙して心の準備をする)

今、秘跡によるご聖体を受けられない
わたしの心においで下さい。


(ご聖体拝領をイメージし、聖母と共に主を迎える『(キリストの体)...アーメン』)

主がわたしの心においでになったことを信じ感謝します。
わたしがあなたから離れることがありませんように。


(少しの時間、沈黙を保ち霊的拝領をできたことを感謝する)

十父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。

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☆霊的聖体拝領とは?

聖体を実際に受けるに先立って、これを受けたいという意識的望み。
愛と信仰をもって行なう霊的聖体拝領は教会から大いに奨励されている。トレント公会議の教理学習書によると「愛のうちに働く生きた信仰に満たされて聖体を望みにおいて受ける信者は望みと願望によって天上のパンが与える恩典を、たとえ全面的にではなくても少なくともその大部分を受ける。(現代カトリック事典)

聖体の観想と崇敬は、造り主である主と完全に一致したいという人の望みを強める。同時に、そこから、われわれがふさわしくない者だということも意識させられる。教皇はまた、「霊的聖体拝領」の実践にふれている。それは霊的生活の達人によって、秘跡によって聖体拝領をすることができない人のために勧められているものである。
ミサ以外の場でも、主イエスは生きて、霊的な糧となってくださる。主はわれわれのあいだにいて、われわれとともに歩んでくださる、はかり知ることのできない神秘である。
(カトリック中央協議会)

霊的聖体拝領をすると、部分免償があたえられます。