男のけじめ Lv100 ジャガルマガラ | ★★狩りは真夜中(でした)★★

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Monster Hunterや懐かしいゲームの記事多め
っていうか90年代とピザが好き

ちゃまぁぁぁあああああおわあああぁぁwww

ピッカッチュゥゥゥー!!!


レア7の発掘武器を求めて
Lv100のシャガルマガラ部屋に参戦。

おれ「よろしくお願いします!」

元気な挨拶は社会でもオンラインでも基本中の基本だ。

部屋にはすでに3人が集結、全員HR100を超えてるだけあって、死線を潜り抜けて来た者だけが放つ猛者の香りを漂わせている。

おれの武器は操虫棍。

スキルは、刀匠と回避性能+3

攻防を兼ね備えたこの装備に隙はない。

さらに猫飯で防御術【大】をつける念の入りよう。

例えるなら脛当てをした弁慶、言ってしまえば難攻不落の超攻撃型要塞である。

----クエスト出発----

難なく帰還。

ソロで40分近くかかったLv100も、4人なら10分かからずに終わる。

さすが猛者達である。

一人抜けて、新たなメンバーが加入する。

----クエスト出発----

新入り君がシャガルの強すぎる攻撃を受け早々に散った。

「ごめんなさい!!!」

「ドンマイ」

「ドンマイ」

一撃昇天の魔手を掻い潜りながら、おれも乗りのチャンスを狙う。

棍の役割はこれだ。

乗れない棍に意味はない。

何十回とソロで戦ったシャガルで乗りをミスするはずもなく華麗にダウンを奪う。

エキスを確認すると、ばっちり三色揃っている。

ここから地獄の閻魔様も黙るトリプルアップした超攻撃型要塞の

"全力砲火"開始である。


(チェストォォオオオオwwww)


地べたに這いつくばるシャガルマガラの頭めがけて棍を振り下ろす。

(え!?爆弾!?)

なぜか頭のところに大タル爆弾Gがおいてあり自爆起動。

(今まで爆弾なんて誰も置かなかったのにどうして?)そんな思いが一瞬、胸を去来したが今は目の前のモンスターを倒すことが先決である。

突進、背後からの3Wayブレス、叩きつけ、どれも一撃モロに喰らえばほぼアウト。

そんな攻撃を刹那でかわしながら反撃していく。


そんな中


ピコーン!!ピコーン!!ピコーン!!


誰かがサインを出している!


見ると新入り君が落とし穴と爆弾を仕掛けて待っているではないか!


「さっきは乙ってすいませんでした!!!自分、罠仕掛けますからこっちへ!!!」

そんな叫びが聞こえたような気がした。


ピコーン!!ピコーン!!ピコーン!!



これは彼なりの「けじめ」なのかも知れない。


でもごめん…

古龍に罠は効かないんだなwwww


そう伝えてあげたいが、おれは教官ハンターではないから定型文にこんなメッセージは入ってない。


みんな無視せざるをえず、戦いを続ける。


しかし彼のそんな男気に一瞬判断が鈍ったのか、シャガルの強烈な一撃でChamaが1死。

ただちに戦線復帰する。

時間的に見てもシャガルの体力はあと僅か!攻めろ!

とにかく攻めろ!

攻めろ!

攻めろ!

ベテランハンターならもう気付いたかも知れない。

フルフル先生に身を持って教わったはずである。


『攻め過ぎ』は狩りにおける最大のタブーだと言うことを。



Chama痛恨の2死!クエスト失敗。


何たる醜態…。



難攻不落の超攻撃型要塞が聞いて呆れる。

どうみても砂場の砂山である。


他の仲間に迷惑をかけてしまった。

けじめだけはきっちりつけなければいけない。男として。


新入り君のように「けじめ」をしなくてはいけない。


おれ流のけじめ。


「お母さんが風呂入れってうるさくて」と嘘の言い訳をする


否!



「足手まといですね、ごめんなさい落ちます」と謝って抜ける


否!






















「次は頑張ります!!!!」



これだ!



これがおれ流のけじめ!


セーブを飛ばし一番乗りに集会所に戻るや否や、

高級お食事券を惜しげもなく使い湧き上がる無言の闘志を印象付ける。


(どうやらこいつは一味違うらしい)と鋭いハンターならすぐ気づくだろう。


大きなテーブルで猫飯を貪るChama。


チャキーーーーーン!!


猫の防御術【大】発動。

冷静さを取り戻してしまった超攻撃型要塞にはもう、死角などない。

(よっしゃーー!!リベンジいきましょう!!)






シーン…
























わぉ、誰もいない。





Chamaの名前の横に、部屋主の証である旗マーク










パタン。








(有野課長でも見ながらゆっくりお風呂に入ろう)








そう思って3DSを閉じるのが精いっぱいだった。