ひとの手のあたたかさを感じます。
少し弱っている箇所に手をあててもらう
それだけなのに、元気になるような

気持ちになれている。




先週はじめてかかったクリニックの

女医先生は、たぶん同じ年代くらいだと

思いますが、言葉にも安心できるように

思えて。




今日、再検査して、とりあえず問題なし

まずは漢方薬を飲むことになって。
むかし、結婚した頃に肩こりが酷くなって

はじめての地で、どこにかかっていいのかも

わからず、とりあえず漢方の先生をと思い

新宿まで通ったことがあります。

ですが、その男性の先生からは

二度と診てもらいたくないと思えることが

あって、私は何も言っていませんが
その次かかったときには、もう辞められて

いて安心した覚えがあります。




ひとの手って、あたたかで安心にも

逆に怖さに繋がるものもなってしまう。

不思議ですね。




一段と寒さが増して

各地で大雪のニュースも。

あたたかな日差しのなかにいれる幸せ

かたや降り続く雪の塊と向き合う毎日

地元の友人は、小型の除雪機を二台所有して

いますが、軽く軽自動車が買えてしまうよう

です。

雪は、たまに眺めるくらいでいいものなのかもしれませんね。



そういう私は、地元で働いていた頃に

数回雪かきしたくらいで、家では父がやって

くれていたので、一度もしないで済んでいて。父に感謝しないといけませんね。



実家の前の出し合いの道路には

もちろん除雪車は入ってこないので

ひとの手による除雪です。

これって長年そこに住んでいても

やるひと、まったくやらないひともいます。




父が倒れた頃だったか、

冬のその道路で母が転倒しました。

隣りのご高齢のご夫婦が、雪かきではなく

水を撒いて雪を溶かそうとして

それが凍結して、母はそれに気づかず転倒し

腰を圧迫骨折しました。


それがいろんな始まりに繋がって、、

悪気があったわけではないのは分かります。

父が倒れてからは、その道路の雪かきの人員が減ってしまったはずなので。ましてご高齢ですし。

それでも、あのとき母が雪道で転倒していなければ、そんなふうに、つい考えてしまいます。






京都の渡月橋の近くに

福田美術館がありますが、そのカフェからは

この渡月橋と大堰川がよく見えます。

京都の冬も寒いと思うので、温かな飲み物を

飲みながら、ゆったり眺めるのもいいですね。





この写真は、カフェからのものではないです。



https://fukuda-art-museum.jp/



この美術館には、お気に入りの一枚があります。

いまの時期に展示されているかは分かりませんが

日本画、速水御舟の「春眠」

眠っている猫の傍らには、まだつぼみも固いだろう

一本のツツジがあって

眠っている猫の背中には、やわらかな光があたっている

ようにも、でもちょっと寒そうにも見えました。

愛らしいこの猫を

何時間でも見ていたくなってしまって困りました。笑

いつかまたそんな機会があってほしいです。