昨日は寒かったですね。

 「寒いね」と話しかければ
 「寒いね」と答えるひとのいる
 あたたかさ

俵万智さんの短歌ですが、地元ではまさに
おはようございますよりも
この言葉を交わしたかもしれません。
たとえ外は、凍てつくほどの寒さだとして
その日一日が、ぬくもりからはじまります。



冬の思い出は、たくさんありますが
そのなかのひとつは霜柱です。
霜柱ってご存知でしょうか。



画像はお借りしています。





まだ雪が降る前の最低気温が氷点下になる
ような日にみられる現象だと思います。
いまならそっと眺めてその季節を感じたとして
子どもの頃は、その霜柱を踏むとサクッサクッ
音がするので、それも楽しくて踏んづけたり
して、楽しい冬の思い出です。



先週の書の稽古の際に、先生のご自宅の
玄関には蘭の花が生けてありました。
蘭の花は、いまは年中見かけますが
なんとなく冬のイメージもあります。


とくに同性の女性に対してですが
そのひとを花にたとえるとしたらと
そんなことを、つい思ってしまいます。


蘭のイメージを強く感じた方がいます。
まだ書を正式に再開する前ですが
いろんな書道の教室を見学させていただいて
そのなかのひとつにいらした先生が
まさに白い胡蝶蘭のイメージそのものでした。

他の生徒さんもいらして、緊張している私に
「もっと近くにいらっしゃい」と
見やすいように促して下さったお姿が
あまりに気品があって、女性ですが
まるで日本の往年の女優さんのような雰囲気で
ちょっと固まってしまうほど素敵な方でした。





もう小雪です。
昨日はあんなに寒かったのに
今日は木枯らしどころか、20℃近くになるようです
寒暖差がありすぎて体調管理がむずかしいですね。