年明けの忙しさにバタバタしていたら、案の定ぶっ倒れました。
いやはや、気持ちばかりが空回りして身体が付いていかないのは、やはり歳ですかねぇ…。


さてさて、池袋ショーの戦利品、ヒマラヤガネーシュの水晶です。
$空と猫と石と

私は池袋のミネショで初めてガネーシュの事を知ったのですが、どうもガネーシュヒマール産である事は一つの売り文句になるらしく(ガネーシュ=ヒンドゥの神ガネーシャらしい)、盛んにガネーシュ産である事を表示して売っているブースを幾つか見かけました。

本当はトライゴーニックやレコードキーパーを持った水晶を探してて、トライゴーニックっぽいこの水晶を買ったところが、たまたまガネーシュ産だった……だけなのですが、水晶を愛する人達には超有名な産地だったようです。

トライゴーニックっぽく見えたので思わず購入したのですが。
……よくみたら、実は違ったんですよね。

こういう事があるから、ちゃんとルーペor虫眼鏡くらいは装備しとくんだった……。
(参戦に浮かれすぎて装備し忘れたアフォ~な私です……)

でも、これはこれでいい味出している水晶です。

$空と猫と石と
ガネーシュ産水晶の特徴である接合線が多数見られ、成長線も多いです。

$空と猫と石と
接合線が錐面に掛かる辺りに、三角形の面が重なり合って溶け合っている様にみえます。

探していたレコードキーパーとは少し違うようですが、成長丘の一種なんでしょう。
その一部の凹部がなんとなくトライゴーニックに見えてしまったようです。
(トライゴーニックは水晶が融ける事により現れる蝕像。この水晶は溶けている様に見えたがルーペで観察したら溶けて居なかったため、トライゴーニックではない……ちょっと残念)

一応お店の人がダブルポイントだと言ってましたが、よくよく観察すると一方に二つポイントが確認できます。

しかも、真ん中にM型の白い筋が。

どうも、クラスターなどから外れた水晶3つが2本と1本に分かれてそれぞれポイントを外側に向けて結合したのでは?と想像しています。

3つの水晶が繋がり溶け合うように今の姿になった……と想像すると、地球の神秘さに胸打たれます。

まさに神の山ガネーシュから産み出された石。




読んでくださり、ありがとうございます。
皆様、明けましておめでとうございます。

拙いブログではございますが、本年もお付き合いいただける様に頑張りたいと思っております。


さて、年末年始は実家でのんびりしようと企んでいたのに、里帰りした途端、子供の高熱でじじばば巻き込んでの騒動になり、いつ年が明けたんだか分からない状態のまま正月が終わってしまいました。

結局、予定していた行事&帰りの新幹線もすべてキャンセル。


……まぁ、こんな年末年始も有りますわな。

来年はのんびりと年明けを迎えたいものです。
$空と猫と石と





読んでくださり、ありがとうございます。
戦利品その3は、ロジャリー産フローライトです。

石コレクターには有名な石ですね。
……私は去年知ったばかりですが(汗

空と猫と石と

このフローライトが特に注目されたのは、強蛍光性により太陽光で青くカラーチェンジしたため。
(青く蛍光する鉱石も少ない)
市場に出てきた時かなり話題になったそうです。

深いグリーンが、太陽光に当たり青く輝く様はまさにフローライトのロイヤルファミリー(笑)

っで。
横の美しいルースもロジャリー産フローライトです。

カットされた物はネットで幾つか見たけれど、こんなに美しいカットは見た事ない~!

ブリリアントカットされた物はサイドからみるとキラキラして美しいけれど、屈折率の低さからか正面から見るとなんとなく冴えない感じになってしまう。

このルースはカッター(研磨師)の方が苦労して、屈折率や劈開の方向を計算してカットしたので、どの方向から見てもキラキラ輝いて、尚且つロジャリー産フローライト特有の深いグリーンが残る様に、こだわり抜いてる。

でもね。
フローライトのルースって、本当に観賞用になってしまう。
硬度の低さ+劈開性を考えたら、私はまず手は出さない。
(ジュエリーに出来なくはないけど、枠にセットした途端割れちゃう可能性が高い)

……あぁ…でも、一目惚れですわ。

多分、今後こんなに美しいカットでジェムクラスの(品質の高い)ロジャリー産フローライトを手に入れる機会はそうそう訪れないと思う。

聞いたところによると、ロジャリーで産出されるフローライトの品質も年々落ちているそうだ。
ジェムクラスの物は本当に一握りだし、そもそもフローライトをカットするなんて……と、フローライト=標本のイメージが多数のため、カットにまわされる物は少ない。

今回のルースはカッターさん自ら産地へ赴き、交渉して原石を手に入れてきたのだとご本人から伺った。

そんな話を聞いてしまうと、標本用のクラスターで満足するつもりだったけど……ねぇ(笑)

確かに、クラスターも幾つか見たけれど、品質はどれもイマイチだった。

私が選んだのは、お願いして奥からも出してもらって、多数の中で一番結晶が綺麗で標本的にもなかなか感じが良かったもの(母岩付きなら尚よかったけど)

……まぁ、安いクラスターの中から選んだんだからそんな物かもしれないけど、全体を見ても結晶が大きく透明度の高い物はない様に感じた。

また新たな鉱脈が発見され、高品質の物が現れるかもしれないけれど。

石の出会いも一期一会(笑)

$空と猫と石と
太陽の下で現れる青。




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