はなだ色の美しい、ブラジル産カイヤナイトのルースです。

$空と猫と石と
12×10mm

実は今回のミネラルショーで、カイヤナイトを買う予定はありませんでした(笑)

しかし、色々な石が入ったカゴを漁っている時に、鮮やかな青色が目について思わずお買い上げ。

元々しっかりとしたシラーを示すので、強い光を当てるとまるでキャッツアイの様なシラーが浮かび上がります。

$空と猫と石と
斜めだけど(爆

よく考えると、カイヤナイトの事は名前とサファイアの様な青い石という以外知らないのに、お手ごろ感もあって買ってしまったのですが(滝汗

こういう所がミネショの怖い所(苦笑


調べたら、ガーネット同様世界各地で産出されるメジャーな石の様です。
主な産地はブラジル。
硬度は4.5ー7.0
別名、二硬石とも呼ばれます。

二硬石の名の通り、結晶の二方向によって硬さが違います。
一方向はフローライトやマラカイトと同じ様な硬さなのに対し、もう一方向はガーネットや水晶と同じ硬さ。

何だかツンデレな石ですね。

透明度が高く青色の美しいものがカットされると、サファイアと見違えるほどの美しさを表すので、一時期、サファイアの代用石とされていた事もあるそうです。


これはそんなに大きな石ではありませんが、そのうち、マクラメペンダントに仕立てたいと思います……

ん~~いつになるやら (-。-;



読んでくださり、ありがとうございます。

映画『キュリー婦人』を見た事がある人って、どれ位いるんでしょう?

私は中学生の頃に見た様な気がします……が。


……内容覚えてません(爆)


ただ、研究の苦労が報われて、表彰される事になったキュリー婦人の為に、夫のピエールがドレスに似合う耳飾りを買いに行くシーンだけは鮮明に覚えておりまして。


ピエールが、ショーケースに飾られたイヤリングを見て、店員と会話するシーン。
(セリフはうろ覚えですが)
ピエール「これはルビー?」
店員「いいえ、ガーネットですよ。
    美しい赤でしょう?きっと奥様に
    お似合いになります。
    セットにネックレスもありますが…」
ピエール「いや、イヤリングだけで……」


……?
ルビーの様なガーネット??


思わず画面に釘付けになる私。

が、残念ながらこれはモノクロ映画。
本当にルビーの様な赤だったのかは確認できませんでした。

当時の私は、ガーネットは紫の強い赤紫色って思い込んでいたので、ルビーの様な赤い色のガーネットがあるのかぁ?と、この時のシーンが忘れられず、なぜか時々思い起こします。


ルビーに似た赤いガーネットならば、パイロープガーネットかアルマディンガーネット。


今回のミネラルショーで、手に入れた赤い小さな小さなガーネット。
閉山した南アフリカ、キンバリー鉱山のパイロープガーネットです。


空と猫と石と

0.29ct


会場ではイマイチ輝くような赤みを感じられませんでしたが、太陽光で見ると名前の通り*炎の様な赤ですね。
ルビーとは少し赴きが違いますか(笑)


ガーネットはトルマリンに次いでカラーバリエーションが豊富なので、いつかグラデーションでコレクションしたいのですがね……頑張って予算を捻出しなければ(汗



*パイロープガーネット(PYROPE GARNET)
『炎の様な色のガーネット』という意。
pyro- は、火や火のような色を指す。
ギリシャ語の『炎のような』を意味する『pyr』が語源とされる。




読んでくださり、ありがとうございます。

身近で手に入れやすい宝石の一つとされ、1月の誕生石でもあるガーネット。

カラーバリエーションも豊富で世界各地で産出されています。
もちろん、日本でも。

その中でも、世界的に珍しい虹色に輝くガーネットが奈良県天川村行者還岳付近で発見されたのは2004年末頃。
世界的に珍しいレインボーガーネット発見の発表がされた2005年には多くの鉱物収集愛好家達が当地へ押し寄せ、数ヶ月で表層近くのものはほぼ拾い尽くされた上、マナーの悪い人達に山や沢を荒らされたりしたため、現在は行者還岳付近では収集など禁止されています。

ですが、新たな鉱床が発見されたらしく、そこで採取された物も市場に出回っている様です。

宝石質で大きなモノの産出は少ない様ですが、鉱物標本として小さくても美しい石はまだまだ出てきそうですね。

で、今回横浜のミネラルザワールドの戦利品の一つ。
小指の爪より小さな奈良県天川村のレインボーガーネットです。

$空と猫と石と
6×9mm

バレル研磨されていて、ツヤツヤです。
小さくて安い物をより分けて悩んでいたら『レインボーガーネットは青い色はなかなか出ないんだよー』と言う店員さんのアドバイスで小さいながら縁に青い光が現れるこの石に決定。


$空と猫と石と

こっちの面は輝くゴールデンカラー。


$空と猫と石と


裏はとろりとした半透明の飴色ですね。

長石の様に内側から色が出ているわけではなく、薄い表層の部分が光の干渉を受けて色が現れるので、少しノッペリした雰囲気。
昔、地元ではアブラ石とも呼ばれていたそうです。


蛇足ですが、もう一つの産地としてメキシコのソノラ州が有名です(今は採掘されていない様ですが)
そこで産出されていたレインボーガーネットはアンドラダイトとグロッシュラーの化学組成が混在しているのに対し、奈良県天川村のレインボーガーネットはほぼアンドラダイトの化学組成だそうです。


日本が世界に誇れる石は、まさに虹色に輝いております(笑)



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