久々に、石です。



ハイパーシーン
和名は紫蘇輝石。

斜方輝石の一つで、頑火輝石(エンスタタイト)と鉄珪輝石(フェロシライト)の間に位置していました。

実はハイパーシーンという呼び名は、近年鉱物学の中から抹消された名前なんです。

1989年、国際鉱物学連合で制定され直した時に、頑火輝石(エンスタタイト)と鉄珪輝石(フェロシライト)の間にあった細かい振り分け(ハイパーシーンやブロンザイトなど)がなくなって、斜方輝石の中にマグネシウムと鉄がどの位の割合で含まれているか(50%以上かどうか)でエンスタタイト(マグネシウムが多い)とフェロシライト(鉄が多い)の真っ二つに分けられてしまったんだとか。

まぁ、わかりやすい分け方って言えばそうなんですが。

ですが、和名の紫蘇輝石にある様に、この石を薄片にして顕微鏡で見ると紫蘇の様な赤紫色がみえるんだそうです。

……この和名が鉱物学から消えたのはちょっと残念かな(個人的意見)



ハイパーシーンと言う名前の由来は、同じ仲間の古銅輝石(Bronzite)と比較して少し硬度が高いので、ギリシア語のhuper=超える、とsthenos=力とを合わせて命名された様です。

パワスト屋さんの中には「huper=超える」「sthenos=力」だけを抜き出して色々語ってますが、その強そうな名前に反して実はオパールよりも少し柔らかく、硬度は5~6。
ぶつけたりしたら傷が着くので気を付けましょう(笑)




これがブロンザイト
和名:古銅輝石
(この名前も鉱物学から消えてます)

ハイパーシーンとは鉄とマグネシウムの割合が何割か違うだけの兄弟石なのに、ずいぶん雰囲気が違います。

名前の由来はブロンズ(bronzite)に色が似ているからだとか。
色の雰囲気からしたら、古銅の方が私的にはしっくりきますね。

しかし、この2つの石が同じエンスタタイト(鉱物名)と言われても……ねぇ(笑)

やはり、鉄の割合からかハイパーシーンの方が少し重く感じます。





これは一応、マクラメ編みの練習に使えそうかとたくさんネットで買ったんですが……(汗

これはカットが合っていないのか、中のシラーがイマイチ見え辛いんですよねぇ。
買った中の何個かは、欠けたり傷も多かったし。

……耐水ペーパーで形整えて磨いてみようかな?




読んでくださり、ありがとうございます。