オパールの原石を眺めながら、この子はここを削って…この子はここを切断してから形成して……って考えている時、日頃のストレスは吹っ飛びます。

……まぁ、現実逃避とも言うんだけど(笑)


さて、今でこそオパールに目がない私ですが。
小さい頃はオパール好きじゃなかったです。

だってぇ~地味だったしぃ~。

私の小さい頃って、メキシコ産のウォーターオパールが主流でした。

まして、庶民の中の庶民である我が家に、上質のウォーターオパールがあるはずもなく。

母が持ってたのは、すり硝子のような風貌にボヤ~ってセロファンの様な細かい斑が浮いている、けっこうオモチャっぽい、地味な石でした。
小ちゃかったし。

もっとキラキラと派手な色のある、サファイアやルビー、ダイヤモンドに凄く憧れていました。

ところが、大人になって伯父からボルダーオパールのルースを見せてもらったとたん、目から鱗がボロボロと(笑)

あぁ…オパールってこんなにも煌めいて魅力的な石だったんだ……。

グリーンとブルーの煌めきの中に時々覗く暖色系の光……。
見る方向で全く違う顔を覗かせるオパールに魅了されました。

それからは、母の持っていたウォーターオパールのチラチラした斑にも魅力を見出し、今その子は家にいます(笑)

しかし、私が実際に上質のボルダーオパールを手にするのはそこから十年後で、さらに数年の間があって、原石を磨く事を考えたのは今年に入ってから。

上質のブラックオパールも欲しいけれど、私には高嶺の花。

ブラックオパールが欲しくて、代わりに小さな原石を手に入れてから、ルースを手に入れるよりオパールの小ちゃい原石を磨く事に目覚めちゃった。

磨くうちにどんどん表情が変わるオパールは、ルースになった子とはまた違う魅力があります。


ミネショでルースそっちのけで原石漁ってるおばさんがいたら、たぶん私です。
どうぞ優しく見守ってやってください(笑)



読んでくださり、ありがとうございました。