アーユルヴェーダ生活をはじめた元日本人インドシェフ

アーユルヴェーダ生活をはじめた元日本人インドシェフ

名古屋、岐阜で18年インド料理店のオーナーシェフだった筆者が悪性リンパ腫と診断され、生活習慣を見直す決意をしました。
インド古来から心身について研究されている、アーユルヴェーダを取り入れた生活を綴ったものです。

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アーユルヴェーダを日々の生活に


アーユルヴェーダって、昔、むかし、インドで発祥したんだ。
5000年以上も前から身体について研究されて、一人、ひとりに合った食事の仕方や生活の仕方、たくさんの薬草をもとにした治療方法が説かれているんだよ。


今でも、アーユルヴェーダは、西洋医学の代替手段として世界保健機構(WHO)から認定されているんだ。予防医学として注目されているんだよね。


アーユルヴェーダはインドの昔の言葉'サンスクリット語'で'生命の科学'という意味ナーンだ。
日本の仏教で唱えられいる'般若心経'もサンスクリット語なんだよ。
仏教を説いた、ブッタさんがインドの人だから、当たり前だよね。
アーユルヴェーダって
'アーユル'Ayur”が生命、'ヴェーダ'Veda”が科学、知識をあらわすんだ。


インドでは昔から、
アーユルヴェーダは、心身が幸福に満ちた人生を送る'知恵'とされていて、日々の生活に取り入れることを薦めているんだ。


このような考え方は、病気になったときに、手術、放射線、投薬などの対処療法だけで治療するのではなくて、”自分の生き方”を見直して、病気のもとを断つことなんだよね。


この'生き方'って、食事、睡眠、運動などの生活習慣だけでなくて、心の持ち方、人との関わり方などの精神的な部分も含んでいるんだよ。


本当の治療法って、”自分のことを知ること”かもね。


ごめん、ごめん、僕のこと紹介するの忘れてた。
名前はガネーシャって言うんだ。
頭が象でインドでは”知恵と繁栄”の神様として人気なんだよ。
僕の頭が象なのはお父さんのシヴァ神に間違って首を刎ねられちゃたんだよ。
なぜ、息子の首を刎ねたのか気になるよね。
お母さんのパールヴァティーから聞いた話なんだけど、僕はお母さんが自分の垢を香油で練り上げて、人形にして生命を吹き込んでくれたんだって。
そして、僕は'息子よ、お母さんは水浴をするので、だれもいれないでね'って頼まれたんだ。


そこにお父さんシヴァ神が戻ってきたんだ。
しばらく言い争ったけど、戦いになって僕は首を刎ねられちゃったんだ。
お母さんは息子が死んでしまった悲しみをお父さんにぶつけたんだって。
慌てたお父さんがが従者に'北に歩んで最初に出会った者の首を取ってこい'命じたんだって。
従者が最初に出会ったのが片方の牙が折れた象だったので僕は象頭でお父さんとお母さんの長男として再生したって話だよ。


長い自己紹介になっちゃったけど、
これから僕と一緒にアーユルヴェーダを学んでいって、自分に合った生活様式を見つけることができるといいよね~。


お父さんやお母さん、他の神様の話もまた、紹介するからね~。