先日3冊注文して届いた本の内の1冊。
墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便 (講談社プラスアルファ文庫)/飯塚 訓
¥714
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タイトル見てドン引きされる方もいらっしゃるかと思いますが


去年、クライマーズ・ハイを読んでから


ずっと読んでみたいと思っていた本でした。

クライマーズ・ハイ (文春文庫)/横山 秀夫
¥660
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いつもアマゾンさんで、眺めては、注文できず(注文する勇気が無く)


何度も開いては閉じを繰り返していました。


そして、今年、思い切って注文してみたのです。


文章は読みやすく、普通ならそんなに時間がかからずに読むことができると思うのですが


やはり、内容が、内容なだけに


読み終わるまで4日間かかりました。

大雑把な内容としては、遺体の確認作業にあたった方達の


記録のような本です。


3分の1位まではノンストップで読めましたが、


その先、1ページで読めなくなったり


何度も同じ箇所を読んでも理解できなかったり(想像できない)


なかなか読み進めることができませんでした。


想像を絶するとはこのことでしょう。


事細かに遺体の状況が記されている部分があるのですが


意味はわかるんですよ。書いてある意味は。


想像できないんです。


それがどんな状況なのか。


それほど凄まじい遺体の状態だったということです。


勿論遺体の写真が載っているわけではありませんよ。


棺が沢山並んでいる体育館の写真は載っていましたが・・・。


私なんかが、この本について語れることは何もありません。


ただ、家族の愛って凄いなと感じたこと。


現場に入っている医師、看護師、警察官を支える家族。


そして、遺族。


本の中で、右足首だけの離断遺体を見て


『妻の足の小指と似ている』と言い切ったご主人。


調査の結果、その足は本当に奥様のものでした。


もし、私の右足首だけが遺体として残っていたとしても


きっと私の足と判断してくれる人はいないだろうなぁ・・・。


今は遺伝子で判断できる時代になってけど


当時は血液型、歯型、骨格のレントゲン写真、指紋等でしか


本人確認ができなかったんですものね。


事故当時、遺伝子捜査ができていたら


もっと簡単に遺族への引渡しができていたでしょうね。



こういう本を読むと


自分は生かされているのだなと思います。


何のためとかではなく。


だって、突然事故で命を落とすことって日常でも有り得ますものね。


急に自分の置かれている立場を認識したくなったり。


クライマーズ・ハイを読んだ時は、暗い気持ちになったけど


墜落遺体は勇気をもらえたような気がしました。