今年の夏から大学生となった娘
3月の帰国の時に娘と一緒に帰国できるのはもしかしたら当分の間ないのかもしれない
そう思い、東京帰国セミナーの後自宅マンションに戻った時4日間しか一緒には過ごせなかったのですがその時に娘名義の通帳を見せ話をしました
私は昔から結婚に憧れた事はなく
憧れたのは自分で選んだ家族をつくる事。
それは私にとって子供を意味していました。
母が父の事で苦労する姿を見ていたので10代の頃から私の課題は精神的、金銭的自立でした
高校生の時にはすでに目標があり走り始めていたので20代前半で思うように人生が動いていました
結婚し娘を産んだ時、もしもシングルマザーになった時の事を考え娘の名義で貯金を始めました。
日本も3組に1組の離婚率と言われています。
子供を産んだからって夫婦仲が保たれる保証はありません。
女性と違い自分のお腹の中で胎児が育つ実感や産みの苦しみ産後の辛さは男性には分かりません。
それだけに自分の子供に責任を持たず養育費を滞納したり払わなかったりする話はよく耳にします
女性が望まない離婚。
まさか自分たちに限って。
愛は永遠ではなく変化するもの。
浮気だったり理想と違う結婚生活だったりいつシングルマザーになる危険が迫ってくるか分かりません。
私と娘の父親は慰謝料、養育費ゼロでもめる事なく離婚しました
(それでも自由に会ってよし)
裁判だの何だの気分が滅入る事の方が私にとってはマイナスだと感じたのでとにかく早く縁を切りました
娘が生まれた時の出産祝いから誕生日、クリスマス、お年玉
それらのお金は全て頂いた人の名前を書いて貯金(笑)
もちろんお返しやお付き合いは私のお金で返します
親や親戚からもらった1000円の単位でも全てこの間まで貯金してきました
そうしたコツコツしたお金でも20年近く経てば何百万かになっています
初めて通帳を見た娘は
「お母さん凄い。」とびっくりし入念に通帳をめくって目を通していました。
「だからね。大学もね、お金の事は心配しなくて大丈夫。お母さんがなんとかするから。」
これからの時代はもっとシングルマザーは増え続けると思います。
その時に必ずシングルマザーの格差は起きてきます。
この事についてはまた別記事で書こうと思います
私は再婚しようがパートナーに寄生するつもりはありませんでした
そこも男性にプロポーズされ求め続けられた大きなポイントです。
誰もシングルマザーになりたいと憧れてなった人はいません。
でも子供を持つなら誰しもその可能性がある事を頭の片隅に置いて
行動するのとしないのとでは後に大きな人生の別れ道となります。
私がこうした貯金の仕方をしたのにも理由があり
がっと200万ほど設けて貯金をするのは簡単ですが、こうした積み重ねの歴史を感じられる通帳を見れば娘も馬鹿なお金の使い方をせずに考えるだろうと思ったからです。
娘は私がこうした娘名義の通帳を他にも持っている事を知る由はありません(爆)