前回の日本での事、友達にはメールで出版の事を知らせていたのですが一人だけ知らせるのをためらった友達がいました。
というのも彼女は幸せとは程遠いところにいるのでメールではどう伝えればいいのか。。。
会った時に話そうと決めました。
乾杯をして食べ始めてから
「実はね、１０月に本を出版したの。」とさりげなく出版の話。
彼女は
「え～、おめでとう。」と喜んでくれたものの。
２軒目に行った時、そこでは私の仲良し夫婦も一緒に飲むことになり。
「アマゾンで注文した事がないから、今カサブランカちゃんに注文してもらって届くのが楽しみやわ。○○ちゃんは
」と聞かれ。
友達。。。。
「私。。。本。。。読まんし。。。」
この言葉にびっくりした男友達。
(￣□￣；)
「えっ
本読まないのっ」
「うん。お金ないし。。」
私もかなり驚いたけど(友達だぞ、オイ）
この答えにはみんな心底驚いて
「へぇぇ～。」
と言いながら目の前のグラスに注がれたワインを飲むしかなかった。
彼女はとても綺麗な女性なのだけど昔から男運が悪く、
結婚した男も最低と言えるレベルの男。
妊娠中から始まった浮気は修まることなく、
常にお金の問題が付きまとう。
離婚も考えた彼女だったけれど幼い子供を抱えて帰る実家はなく。
どう考えても生活していく事はできない。
本を買うお金があれば一日の食費に費やす感じなのかもしれない。
若い頃からずっと彼女を見てきて、悪い男ばかりに惹かれる彼女も抜け出せるチャンスはあったはず。
でも、
今となっては無理なのかもしれないとはじめて思った。
私の周りには自分磨きを頑張る女性たちが沢山いる。
それは友達もそうだし、セミナーを受けてくださる女性たちもそう。
女性の外見はやはりドアをノックしてもらえるかどうかなのでとても大事。
それでも人間好みというものがあるので磨き方は人それぞれ。
本を読んだりセミナーを受けることもそうだし、
語学を勉強したり、趣味を持って自分を伸ばす努力。
そうした事にお金と時間をかける自己投資を辞めてしまったら、中身のないつまらない人間になってしまう。
そんな女性は男性に飽きられるのも早いけれど、
その前に結婚相手としては選んでもらえない。
「愛されるとか大事にされるとか、そんな環境で生きてこなかったから今くらいが私にはちょうどいいのかもな～って思う。」
この言葉を聞いた時、私はショックだった。
暴力を受け続けてきた女性がそれが暴力だと認識できないくらい麻痺してしまうこと。
彼女は、もう麻痺してしまっている。
私は愛を手に入れるためには、幸せを掴む為には自己投資は必要だと思っている。
又、愛を手に入れた後も、幸せの渦中に会っても同じ。
前回の日本帰国には本当に色々な事を想った。