認知症の父との日々を書いています

現在、要介護１認定の父(77)との日々

認知症？と気づく少し前からのこと

レビー小体型認知症と診断を受けたあとのこと

今の日常のどーでもいいこと

書くことで

何かが変えられたらいいな、って

思ってるんでしょうね、ワタシは。

先月の末に

こちら地方初上陸の大型スーパーがオープンし

(カトパンの旦那のところの)

それが、通勤途中にできたもんだから

さぁたいへん

以前から関東の方の友人には噂を聞いていたんだけど

安いし楽しい

まんまコストコみたいなお惣菜とか

マジだった。

(オープン並んだ人)

毎日

「あぁ～夕飯作るのめんどいな～」って

お惣菜買いに寄りたくなる気持ちと戦闘中。

今日こそ真っすぐ帰る！←昨日も寄った

戦利品を事務所で広げた図

2023年、年明け。

まだ「歳相応」だと思っていた

うっかり、もの忘れ、ミスが続く。

このころ、まだまだ車を運転して

ひとりで活動的に動いていた父の

車を買い替えている。

衝突防止などの安全装置付き、を条件に

ワゴンタイプだった車をコンパクトカーに。

ちょうど車検の時期だったので、

というタイミング。

車好きな父は、寂しそうだったけど

安全のためならと、仕方なく了解してくれた。

そしてこのころ、

父の生活の環境が大きく変わる方向の話し合いが

父のいないところで、まず行われた。

実家に父とふたりで同居していた30代の末弟が

仕事で遠方に拠点を移すことになったのだ。

同居といっても、男所帯

お互い1階と2階の居住スペースで

ほとんど干渉せず、で

でもいつからか「料理男子」となった末弟は

平日の晩御飯は美味しい手料理を作っており

↑↑↑いつかの末弟の手料理

安否確認とともに

健康面でも

ワタシたち他の姉弟は安心して生活できていた。

ワタシはごく近居、

他の弟も市内や県内にはいたけれど。

ひとり住まいとなるこの先

仕事も現役からは引退して

ポヤポヤして疲れやすくなってきた父

その父を除いて姉弟でまず話し合いをしたのは

各自の生活で干渉し合わなくとも

母が亡くなって10年

一緒に暮らしてた

末弟がいなくなることでの生活の変化と

不安になる父の気持ちを考えたからだった。

ここからの父の生活環境の変化が

「認知症」にとって

大きく影響を与えたんではないかと

後にワタシたちは

それはそれは

切なくなる。

まだまだ元気な父

仕事ひとすじだったから、

「引退したら絶対ボケるタイプ」って

周りから散々冗談めかして言われて

だから

そうならないために

みんなが安心して

楽しく暮らしていけるように

考えて決断したことだったんだけどね。

このときのベストだと、

信じて疑わなかったワタシたち。

このころ、車の運転はまったく問題なかったけど

週３日くらい入る家業の仕事の手伝い

父がひとりで直行で現場に行く際

長年通いなれたいろんな拠点ビルへの

道に迷うことが数回続いた。

近くまでは行っているのに

時間になっても現れない。

社長である長男(ワタシの弟)に

ヘルプの電話が入り、

詳しい道を指示されながら到着する。

｢ここらへん

景色がまったく前と違うぞ！

変わるもんだな～何年もたたないうちに！｣

会社の人によると

そんなに変わらない地域らしいんだけど。

なんとなく思い出す、こともなく

店や道路の風景が変わったから

迷っただけ、と言う父。

さらには、

ビルの中でも

トイレに一旦出ていって

戻るフロアがわからないという

そんな事態も発生し始めるのだった。

これ、もう今年の初めのことか！！

もう随分昔の感覚だ。

この1年が急激に変わりすぎたんだ。

ハテナの始まり②