おおかた強化を終えた武器を眺めながら、ご満悦だったchaa君。

太刀の欄でふと視線が止まる。

「よく見ると、こいつだけ色違わない?」

気のせいにしたいものの、確認のために村の武具屋のじいさんのとこへ。

「おまえさん、こいつはまだ強化出来るぞ」

おおぉ~、やっぱりそうかと、早速強化に必要な素材を聞き出すと、

“深淵の龍玉”

…、またかorz

水属性だったし、ぜよの兄ちゃんから貰ったものだから、イヤな予感はしてたんだが(>_<)

「人の話は最後まで聞きな。
 深淵の龍玉は二個必要だかんな」

じいさんからの容赦ない注文に、さらに肩を落とすchaa君。


それでも、

「こんな時のために、アルバの槍を作ってたんじゃないか」

と、慣れない手つきで赤黒い槍をつかむと、早速深海に。


28分後。

「ぜぇぜぇ」

荒い息を大量の気泡にしながら、剥ぎ取りをしているchaa君に、久しぶりのあの感触が!

“深淵の龍玉を手に入れました”

「なんだぁ~。
 簡単に出ちゃったなぁ~。
 しかも、二回に分けなくても、一回で倒せちゃったしぃ~。
 もしかして、楽勝じゃ~ん(^O^)/」

意気揚々と、次の準備をするchaa君。

ブタを撫で、食事をし、ギルドの姉ちゃんをからかいつつ、再び深海へ。


2時間後。

「chaaさん、またナバルデウスですかぁ?
 村の地震はもうかなり落ち着いてますし、追い込まなければ、別のはこの村に近づいて来ないですよ?
 …、分かりましたよ。
 そんなに怒ることないじゃないですか。
 じゃ、夕飯までには帰って来てくださいね!」


どうやら、あれっきり“深淵の龍玉”は出てないようで。
目を血走らせ、唇を紫にしながら、chaa君は五度目の深海に飛び込んでいきました…。



結局五度目も出なかったけどね~Y(>_<、)Y
物欲センサー、恐るべし(〒_〒)