友人が哀しみに暮れていて、
もはや私から掛ける言葉もないので
そばにいるからね とだけ言い放っておく。

今は感覚が麻痺してるらしい。
吐き出す言葉も力がない。

いくらでも、何でも聞くけど
私に出来ることはそれくらいだ。
悲しいけど、そうなんだ。



生きてる限り、喪失からは逃れられない。


所有することのはかなさや、

所有と思っていたものは
実は貸与であったことを思い知らされたり。

人それぞれ、自分だけの時間、
自分だけの方法で喪失を体験する。


人生における大きなレッスンなんだと思う。


でも、人は必ず癒える。



喪失によって、
空虚感、無力感、閉塞感、

麻痺、自己卑下、怒り、恐怖、

不眠や嗜眠、過食や拒食、

極端から極端へ揺れ動いたり、
息をひそめたかのように動かなくなったり、

その感情や行動の一部
又は全てがその人の癒しに必要なプロセス。

だから、それぞれ違う行程を経て
必ず癒える。







誰かの喪失体験は
側で見守ることしかできない。



そう思っただけ。