入院13日目、5回目、最後の血漿交換です。
今回は新鮮凍結血漿を入れるため、アレルギー反応が出やすいと言われていました。
いつものように透析室に移動し、用意をしている最中、看護師さんからアレルギーの話をされました。
半分以上の人がアレルギー反応がでること、でたらすぐにアレルギーを抑える薬を投入するので、
それでだいたいおさまること、たまにそれでは治らない場合はステロイドも入れるし大丈夫だという話でした。
血漿交換をする前に、手足やお腹、背中、鼠径部など、体中をチェックされ、血漿交換を始めて痒みや湿疹が出たらすぐに伝えるように言われました。
そして始まった血漿交換。
最初は順調でしたが、30分過ぎた頃、なんとなく首の後ろや足が痒い気がしてきましたが、痒みがでるかもと言われていたからそう思うだけかなとしばらく様子を見ていました。しかし、触ってみるとプツッと小さな湿疹が出ているので、看護師さんに報告。
最初に体中をチェックしてくれた看護師さんがもう一度全身をチェックしてくれました。
すると、足のすねや、背中の上の方、首の後ろ、腕などに湿疹があり、アレルギーがでましたね、と薬を入れてくれました。
しかし、治まるどころか、どんどんひどくなり、顔は真っ赤、体中に地図のような湿疹模様ができ痒くてたまらない状態に。
看護師さんやお医者さんが何人も来て、かなり強くアレルギーが出ていると、すぐにステロイドも入れてくれました。
それでもなかなか引かず、アレルギーが喉の粘膜にもでて、呼吸が苦しくなったらすぐに血漿交換を中止するけれど、皮膚症状だけなら血漿交換をするメリットの方が大きいので続けますが大丈夫ですかと聞かれました。
痒みは半端じゃなく辛かったけれど、痒みだけだったし、看護師さんが保冷剤を持ってきてくれて冷やしたりで気も紛れたので続行することに。
ようやく血漿交換が終わる頃に症状は少しずつひいてきて、病室に戻る頃には太ももと手にまだたくさん出ていましたが、お腹や背中はひいていました。残っていた湿疹も2時間ほどたつと跡形もなく消えました。
主治医の先生には、新鮮凍結血漿を入れてこんなにアレルギーが強くでるのなら、これからは5回もせずにアルブミン製剤を足すだけでいけそうな回数でやめましょう、という話をされました。
こうして私の5回の血漿交換はなんとか無事に終了しました。
その後ようやく首のカテーテルも抜いてもらえました。
抜くのは病室のベッドに主治医がきてしてくれました。
抜いた後1時間は止血のためガーゼを強くテープで貼って寝た姿勢のまま動かないように言われ、一時間後ちゃんと止血できていることを確認して終了。
2週間近く首に貼っていたテープもすべて取れ、シャワーも明日入れるとのこと。
煩わしかった首のカテーテルが外れたことが本当に嬉しかったです。