舞台 【それしか、知らない】観劇レポ


さっきのめちゃくちゃ走り書きだったし、ごちゃごちゃしてるのでもう1度こっちでさっきかけなかった出演者の分とかも含めてかけたらいいなって思ってます☺️私のツイートとも重複するのあると思うけど自分用のまとめも兼ねてます🙏


「会いたい人はいますか?」

会いたい人で最初に思い浮かんだのは《もう2度と会えない人》と《どこにいるかは知らず、元気でいてくれと願うばかりの人》の2人。もう2度と会えない人はそれまで会えるのが当たり前で会えなくなることなんて考えたことなくて…でも突然あえなくなってしまったもう2度と…。どこにいるのか知れない人はコロナ禍で会えなくなって、そのうち会えるよっていう話をしたりもしたけれど、今はもうちゃんと生きてるのかすら分からない。だけど幸せで元気でいてくれたらなぁってずーっと想ってる…。そんなんだから本当に人間は「簡単に別れを手にしてしまう」っていうのは本当だなって何よりも会える時に2人とももっと会っておきたかったって、ずっと後悔してる。


そろそろそれぞれの人間に対して感じたことをポツポツと


まずはウドウ

ずるいというか…自己中というか…絶対浅ちゃんがそーゆうことを期待してるのわかっててあの発言はずるいよね。何も言えなくなるもん。結局最後までそのままの関係でいくし…それとウドウのあのネタ音声付きでみたいです!そして細村さんOPのあの動きは何イメージですか?(笑)


ウドウの次は浅ちゃんかな

浅ちゃんも家庭環境に何かしらの問題があるんだろうか。浮気やら暴力やら問題のある人とばかり付き合ってきて実際ウドウも問題があるわけじゃないし🤔必要としてほしいのがそのへんに影響しているというか…。まぁ自分が居なくても…って考えちゃうのはわかるけどね。


井口さん

頭いいんだろうな。色々調べてわかった気になって…。自分が正しいと疑わない。いるよねこうゆう人ww。発言もズケズケ踏み込んでくるからこの人の言動に傷つけられた人結構いそう。

あと、沼田さんの美容室での動きがリアル過ぎて(笑)わかるwwそーなるよねwwってなった。1人にされるとソワソワしちゃうあの動きww


伊吹

藤が「あいつ天才だよなぁ」とかって言われてるところに「おれあいつと仲いいんだよ(ドヤッ」とかしてそうw何なら藤と繋がったきっかけはその辺にありそう…。でも藤を貶されてアレだけ怒る伊吹は確かに藤のこと大事には思ってたんじゃないかなぁ…。口と頭直結してそう過ぎて要領よくは見えなかったけどねww悪い奴ではないだろうし、仲間内に居たら楽しいタイプかな(笑)彼氏とかとしてはなしかも(笑)


糸満さん

The技術職の人間って感じ。私自身もこの年まで生きてくると仕事でも「指導」っていうのが業務に加えられてて美容師とかもそうだと思うけど技術職って少し前までは先輩とか指導者に罵倒されるのが当たり前だったというかそうゆう指導が良しとされた世界だと思う。そういう環境をくぐり抜けてきた人間としては昨今のハラスメントって難しい…人を育てるってのは難しいなぁって思ってる。糸満さんもゆらが飛び出していったあとの表情とか動きで今の指導が間違ってはいないけど正しくもないことを誰よりも感じて、でもそうやって自分が指導されてきたからどうしたらいいのかわからなくて…だから智樹が意見しても何も言えなかったし、止めもしなかったんじゃないかな。まぁ自分の先輩にいたら嫌だけど(笑)…怒られたみたいって怒ったじゃん!(笑)


ひまりさん

冷たいだけの人ではないんだと思うんだよね。糸満リスペクトすぎて盲信してるのはあるかもだけど…。ゆらのネットニュースだったり、タオル頼むシーンだったりうまく職場が回るように周りが見えてる人だしそのために動ける人だと思う。智樹があそこで追いかけなかったらフォローしにいくのはひまりさんだったと思うんだよね。


玲美

初めての後輩ってどうしたらいいのかわかんないよねぇ。自分が1番下だったら人に頼れるところも自立しなきゃいけないし…。上手ではなかったかもしれないけど、ゆらのために動こうとしてたのは嘘じゃないと思うし、仕事上で智樹がフォローしなきゃいけないのはこっちだったと思うんだよね。フォローのフォローっていうか。


ゆら

きっと怒られてても口角が上がってしまうくらい、無理に笑顔つくってきたんだろうな。あさちゃんってゆらのコンプレックスだよね。ゆらも本当はあんなふうにお母さんと話したかったんじゃないかな。嫌いになれない、お父さんに傷つけられた可哀想なお母さん。ずっと笑顔のお母さんはゆらにとって憧れでもあり、足枷でもあったんだろうね。

あと最後のシーン最初は救いかなぁって思ってたんだけど、雨への文句の件の次に藤が笑うのここだけなんだよね…だから最後のシーンはゆらが想像したifの世界なんじゃないかなって感じた…


佳代

笑顔でいることで自分を守ってるというか…自分が弱いから自分が支配できるところを支配してるというか。ゆらを愛してないわけじゃない、でもゆらに投げている言葉は最終的に自分の為の言葉…佳代自身無意識だろうけど。あさちゃんに親身になってアドバイスしてるのって自分より可哀想な相手に惚れている人にアドバイス「してあげてる」自分を護ってるようにみえて…。きっと物凄く弱い人なんだろうな…。

「〜のために言ってる」ってずるいよね。勝手に正当化されてそれ以外の選択肢を選べなくなるの…。こーゆうのって言った方は大して覚えてないけど言われたのって残るんだよ。


洗脳レベルで生きてきたらそりゃそうなるよね…。周りに頼れないのは子供の頃から人を頼れない環境で頼り方を知らないんだろうな…。きっとうまく眞島や伊吹を頼れたらもっと生きやすかっただろうに。

藤が寝れてないあたりから躁状態になってて、きっとあの頃から精神症状が再燃してて…あのとき書いた絵は下の木だけ色がくすんでるんだよね…それ以外の部分ははっきりとした明るい色で綺麗なの。きっと母の声が影響で…それを自覚してる藤はこれは自分の絵ではなく感じたんじゃないかなぁって。学生の時の失敗作はもっと全体的に暗いんだよね…藤の本当に書きたかった絵はどんなだろうか…


眞島さん

きっと藤を鼓舞してしまったことに対してずっと罪悪感を抱いて生きてきた人。でも…最後また壊れかけてきた藤が完全に壊れるきっかけになったのは眞島さんが伊吹に全てを話したことなんじゃないかな。ふじのためにの行動が実は藤を傷つけたというか…。


陽菜

「天才画家の彼女」でいたかったんだろうなぁ。肩書とか…虎の威を借るタイプというか…実際自分でも地位築けてるあたりは凄いと思うけど🤔自分に正直過ぎて嫌いになれないけど最後の藤への言葉は傷つけられたから傷つけてやろうっていう悪意が前回でキツかった…


智樹

5回見て最終的にやっぱり智樹のゆらへの思いは「その程度」だったんじゃないかなって。

最初っからそういう気持ちが無くはなかったのかもしれないけど智樹自身は自覚もしてなかったと思う…。

最初のシーンは最後のシーンの切り取りだから置いといて。

序盤わりとボロクソに貶されてるゆらを気にはしてるけどちゃんと見てはないんだよね。きっとあそこではああいう光景は日常で、智樹もそういう指導されてきたんだろうし、実際玲美にはそういう指導してきたみたいだし。

なんとなくフォローしてるけど好きだからフォローしてるってより可哀想だから可哀想な後輩をフォローしてあげてるみたいな。後輩を支えてるってことに酔っているというか…。
優しそうにみえて優しくない…。玲美に呼び出されて無理矢理呼び出されたの知っても玲美に直接言える立場なのにゆらを引き止めちゃうし。自分のしたいことを優先してるの「慣れてなくて可哀想じゃん」ってだとしたら返してあげてよ。掃除変わるのも怒られてるの見てからだし…。

だから、ひまりに言われてようやく初めてちゃんと考えたんじゃないかな、自分の行動の理由。まぁでも既にゆらは藤に出会っちゃってるわけですし時すでに遅しですけどね…。考えた結果自分がゆらの味方にならなきゃって、ゆらが飛び出していってようやく糸満さんに直接物言えたんじゃないかな…。でも結果としてそれはゆらに近づいた分だけゆらは後退る拒絶でしかなかったけど…。ココアだってゆらにとっての甘いココアは藤でしかなくて…雨音を嫌だなって思わなかったり、ずっと笑っていてっていう言葉だったり藤との差しかなくて…。きっと智樹はゆらの独り言がゆらの大事な人の話しをしていることに気づいてはいるんじゃないかなぁ。でもきっとその私情ってのはその程度のものでだからこそ最後満足気に去っていくのかなって。誘いもハッキリとは拒否されてはないけど受け入れられてもないですし。振られたことに変わりはないけどそれはそれで…。智樹自身も振られたって自覚もあるだろうし。

あと学校シーンのあざ笑うもちエグいぐらい残忍でそーゆう狂気じみたのちょっと良かった😇


笑っていなさいと言われたゆらと、笑うなと言われた藤。

お互いが拠り所で。

人との距離って難しいけど、理解しようとすることはやめずに、「私は〜のこと理解してる」っていうのは幻想でしかなくて(そもそも他人だからそれぞれの感じ方があるよねって意味で)、でもその想いが自分を支えてくれることもあって…。

今回の観劇だけで解決はしないけど、たまには自分で振り返って考えたい作品だなぁって思いましたっ!


5日間お疲れ様でした!!

千秋楽まで無事に遂げられますように💫