最近、昔の事ばかりを思い出す。
歳を取ったという事なのだろうな。
あとは、暇という事だな。
私はだいたいの場所、職場、遊び、色々な場所で、
人に恵まれていると感謝。
でもね、初めて就職した病院は最悪でした。
私の住む街では割と人気ある個人病院の病棟に事務として入りました。
(学生時代も、他の病院でアルバイトをしていたし、病院という場には慣れてはいました。
バイト先の人たちも、それはそれは良い方ばかりで、私は大事にして貰えていました。)
新卒の私、もう一人新卒の子、あと引き抜きで婦長さんの3人が新しい顔でした。
婦長さん、これがもう最悪。
口を開けば、「私は婦長よ!」とナースキャップの三本線を指さし。
誰かがミスすれば、罵声。そして、人格否定に親族否定。
私もミスした時に、母の育て方がおかしいと言われましたよ。
そんなんだから、看護婦さんの中から、だんだん不信感が生まれ出しまして…
ついに、決定的な事が起こりました。
一人の看護婦さんと何やら悶着していた時、婦長さんはその看護婦さんに、ハサミを投げつけたんです。
あちゃぁ、やってもうたな、これ。
あーあー。
な白けた雰囲気。
それからは婦長さんは、悪かったと思ったのか?
やたらと、周りのミスやらに寛容になり、みんなでカバーしよう!みたいな感じに。
でもね、遅かったの。
ずーっと院長先生には、婦長さんの言動は報告されていて、婦長さんを引き抜いた本人である院長先生は…
婦長さんに、病院を去る旨を伝えました。
朝礼にいないなぁと思っていたら、院長先生からの報告でした。
いやぁ、あんな人いるんだなぁ!とビックリしたわ。
確かに看護婦としての技量は素晴らしいかと。
しかし、人間性は?人としての偏差値が低すぎだろ。
しばらくは、婦長さんのその後について噂やらがありました。
どうやら、次は婦長にはなれなかったそう。
仕方ない、あれじゃ人を導いていけないからね。
この一件は、若い私にも教訓になりました。
よく言うじゃないですか。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」と。
まさに、これだよねーっと思いました。
私も、気をつけていかなきゃ。
感謝を持ち、思いやりを持って、様々な事に接して行かなきゃね。
いつも拙いブログをお読みくださり、ありがとう