この歌を聴くと、
今でも甘く、苦く、切ない気持ちになります。
普通の主婦として長らく暮らしていた私。
もう誰かを好きになるなんてことは
あり得ないと思ってました。
でも、好きになってしまった。
歌詞にある、
「眠っていた心の中に
些細な些細な小さな傷」
そして、何より私はあの人の横顔に惹かれた。
どうかしてしまったのか?と
思うほど好きだった。
あの人の事以外には思考が働かなくなっていた。
危なかった。
のたうちまわり、もがき苦しみ、
そんな時にハッとさせたのは、
娘の存在。
そうだ。
私は母だ。
誰よりも大切な娘がいる。
そう思った時、スーッとあの人への
気持ちが薄らいだ。
そして、あの人に「ありがとう」と
言えた。
綺麗サッパリと気持ちが無になったわけじゃない。
一生燻り続けるかもしれない。
そんなふうに思った。
でも、もう、あの人を見ても、
連絡が来ても、何にも感じない。
今はただただ…
元気に幸せでいてください、
そう思っています。
結婚していても、誰かを好きになる。
それは、いけない事?
いいえ。
私はいけない事だとは思いません。
ロマンスはあらゆるところにあるのですから。