
生まれた時ボクには5人の兄弟がいました。
しばらくして2人がもらわれていきました。
またしばらくすると2人がいなくなりました。
なんかとても寂しい気持ちになりました。
そして、ママからも離れてペットショップに
移されました。
カゴのなかでの生活は退屈で寂しいです。
毎日毎日同じ事の繰り返し
「あ~あ、ずっとこのままだったらどうしよう」
ため息ばかりが続きます。
それから1ヶ月ほどして一人の男の人が来ました。
まっすぐボクのところに向かってきます。
ドキドキ、ドキドキ
その人はかごに顔を近づけニッコリしました。
ボクはどうしてかわからないまま
狭いかごの中で目一杯愛嬌をふりまいていました。
3分もたたないうちに
「このコにします」
「ゲゲッ」即決です。
ボクに選択権はないのですが
まぁ、見た感じ変な人じゃなかったのが救いでした。
その日からボクは彼の家族になったのです。
「やっとカゴからでれたぁ」
彼の部屋は広くはないが、まぁまぁかな。
うれしくてうれしくて探検しまくりです。
ちゃんと独立したボク専用のトイレもあります。
そんな時、彼がごそごそなにかしてる
「ん?なんかいいにおいする。なんだなんだ?」
「ようこそ^^よろしくな!」
「なんだこれ、メチャうまそっ!!!」
この世で初めて食べる猫缶というやつです。
われを忘れて、がっつきました。
はしたないとこ見られてしまった^^;
「でも、ウマっ!」
あっという間におなか一杯になったら急に眠くなった。
その前に、ちょっとはお礼に愛嬌でもふりまくかなw
彼があぐらをかいている、足の上にのっかりました。
「もう、食ったのか早いなw」
そういいながら、ボクのことを優しくなでてくれました。
あまりにも気持ちよくって、その日からそこが
ボクのベストポジションになったんだ。
まだ、この人がどんな人かわからないけど
とりあえずOKかなw