$a small present


あの日から2年。

ボクは10歳になった。

もう、前のように走り回ったりすることもほとんどなくなった。

変わらないことは、今でも毎日彼のことを待っている。

外から聞こえる足音には、いつも注意してるんだ。

最近はたまに体調が良くない時があってね

そういう時は、すごく会いたくなっちゃうんだ。

それと同時にね、もしかしたらこのままって・・・。

でも、絶対くるって約束したんだもん。

来るっていったら、絶対来る!

だから、毎日イイコにしてるんだよ。

そしたらね、そしたらね

今日ね、ここの家のおばさんがね

「チャーボー良かったね!迎えにくるってよ」って・・・><

なんかね、それ聞いたらどうしたらいいかわかんないんだ。

うれしくって、うれしくってね。

落ち着けなくて、どうしても玄関にいっちゃうの。

来るのは明日っていってたけどね。

今にでも彼の足音が聞こえるんじゃないかって。

結局、そのまま玄関のマットの上で寝たんだ。

「あっ、聞こえる、足音が聞こえるぅ~」

「こんにちは~」

「チャーボー!」

ボク、もうわけがわからないまま、彼の足元に走っていったんだ。

「長い間、ごめんな、迎えに来たよ」

そういって、抱き上げてくれたんだ。

ず~っとこうなるのを待ってたんだよ。

もう、どんだけ彼の顔にスリスリしたか覚えてない。

でも、変わらない前とおんなじなんだ。

「チャーボー、チャーボー」って呼んでくれる声も

やっと、やっと一緒になれると思ったの。

これから、ず~~っとね^^