チャーボーが告知された病名は『慢性腎不全』
猫には多い病気らしいが、残念ながらかなり病気は進行していた
何故、もっと早く気付いてあげれなかったんだろうと
悔やむ気持ちしか出てこない。
その日は脱水症状を起こしているということもあり
そのまま病院に預けることにした。
そして、先生と今後のことを話し合った。
1.進行を抑えるには1日に1500ccの皮下注射を毎日私が行うこと
2.食事改善(腎不全の猫用のウェット食)
3.3日に1度の血液検査
注射の仕方などは退院の時に教えてくれると言ったが
自分がそんなことよりも一番気になったのは
どのぐらい生きられるかということだった。
腎不全といえば、人工透析や腎移植など人間でいったら、とても
大変な病気だ。
この病気で苦しんでいる人達がどんな思いをしているかということも
少なからずTVや本などで知っている。
そして、先生はどれだけ生きるかはわからないと答えた。
とりあえず、クレアチニンなどの数値が落ちつくまで
入院させることにした。
小さな個室に移され、点滴を繋がれながら、必死にこちらに
啼きながら訴えるチャーボーの姿にいたたまれない気持ちになった。
そっと頭を撫でながら
「明日くるからね」と声をかけ病院を後にした。
2008年6月12日


