昨日の記事ではパースの景色についてシェアしましたが、
今回はケアンズ及びその周辺の景色についてお伝えします。
パースでの生活を終えた後、
僕はケアンズに降り立ちました。
ケアンズから車で約1時間半ほどの場所にある田舎町のファームで働きながら生活するためにケアンズを経由しました。
ケアンズの第一印象は、
「沖縄みたいだ」というものでした。
気温もそうですし、ジメジメしている感じもとても似ていました。
ケアンズは熱帯雨林が広がる亜熱帯地域なので、
気候や湿度が沖縄と似ているのかもしれません。
ケアンズを訪れたのは春先でしたが、
気温と暑さはすでに夏の沖縄のようでした。
ダイソーなど日系のお店やレストランも多くあり、
街中には日本語表記の案内や看板もたくさんありました。
日本人も多く、街を歩いていても日本語がチラホラ聞こえてきたので、
本当に沖縄に似ているなと僕は感じました。
良い場所ですが、地元が沖縄の僕にとってはあまり新鮮味がなかったのが正直な印象です(笑)
ただし、ケアンズからはグレートバリアリーフに容易に行くことができました。
グレートバリアリーフの海域内には幾つかの島々があり、
その中のいくつかの島にはケアンズから出ているフェリーで行くことができます。
僕はその中の一つ、グリーン島に行きました。
グリーン島は小さな島で、さらにグリーン島から出ているフェリーに乗り、
グレートバリアリーフ内のスポットまで行きシュノーケルを楽しむことができました。
グレートバリアリーフは、まずフェリーの上から見ても透き通った海でした。
フェリーの上から海を覗き込んでも魚が見えましたし、
ウミガメが泳いでいるのも見えました。
シュノーケリングでは更に多くの魚達やサンゴ礁が目の前に広がっていました。
魚たちと一緒に遊泳を楽しめているような感覚になりました。
ニモでおなじみのカクレクマノミをはじめ、
様々な種類の魚たちがサンゴ礁やイソギンチャクの周辺を泳いでおり、
まるでファインディング・ニモの世界に迷い込んだようでした。
海や魚が好きな方は是非必見のスポットです^^
またケアンズからは、鉄道に乗り自然豊かな山の景色を楽しむこともできました。
鉄道の名前はキュランダ鉄道といい、ケアンズからキュランダを結ぶ観光列車です。
こちらの列車は125年以上の歴史を持つといい、車両はアンティークな雰囲気の内装でした。
個人的にはハリー・ポッターに出てくる列車のような雰囲気漂う車両だなと思いました^^
こちらの列車は山脈の中をゆっくりと蛇行しながら登ります。
途中、バロン渓谷国立公園内を通過したり、
世界遺産に指定されている熱帯雨林を走行したりします。
またバロン滝付近では眺望のために一時停車するのですが、
そららの景色はどれも圧巻でした。
「世界の車窓から」のオープニング映像で有名なこの列車と風景、
こちらも見てみる価値のある絶景です。
続いて紹介するのは、トルガという名の田舎町です。
僕はこの町に住みながら近くのバナナファームでお仕事していました。
オーストラリアでは要件を満たすとワーキングホリデービザを最大2年延長することができるのですが、
その要件の一つが国が指定する仕事を、指定された地域で一定期間働くというものです。
それがこのトルガも該当していたので、僕もビザを延長するために約3ヶ月間バナナファームでお仕事していました。
まずトルガ自体は何もないような田舎町でした。
ただとてもひらけた土地で、週末ランニングしたり定期的に散歩していたのですが
とても気持ちよかったです。
それだけ自然豊かな場所でした。
個人的に良かったのは、トルガにあるジムでした。
大きな倉庫として使用されていたような場所に、マシン等の器具を設置して作ったようなジムで、
ムキムキな地元のおばあちゃんが経営しているジムでした。
そのおばあちゃん、腕が特にムキムキで、その辺の成人男性よりも太い腕でした。
自分もジム管理の合間に筋トレをしており、ベンチプレスをしているのを見た時はビックリしました(笑)
僕はそんなおばあちゃんが大好きでした。
とても気さくな人で行くたびにいろんな話をしてくれたり、時々英語や筋トレについて教えてくれました。
またそのジムは爆音でロック・ミュージックが流れていたのですが、
僕もそのおばあちゃんもAC/DCが好きで、よく流してくれました。
そして二人で「フゥゥゥゥ!!」とか言いながら盛り上がっていました(笑)
そのジムでは他にも仲良くなった人がいて、その人も交えてお話とかもしていました。
二人共今でもたまに連絡取っているので、是非また会いたいものです^^
バナナファームに関しては、驚くことが沢山ありました。
バナナの木の大きさやファームの敷地面積の広さなど、
まずその場所そのものが非日常でした。
ファームでのエピソードは今回の記事では収まりそうにないので、
これについてはまた次回のぶログでお話させていただきます(笑)



