今日はオーストラリアの「雰囲気」についてお伝えしていこうと思います。

 

雰囲気といっても様々で、街の雰囲気、

都市部の雰囲気、田舎の雰囲気、

人の雰囲気などがあるかと思います。

 

またそれぞれの良さや特徴もあるので、

今回は僕がワーホリ中に訪ねた場所の雰囲気をお伝えできたらなと思います。

 

 

まずはパースから。

パースは適度に都市部もありつつ、

自然も豊かで個人的にはすごくバランスの取れた場所でした。

 

バスや電車で簡単に中心地にアクセスでき、

中心地のすぐ近くに自然豊かなスポットもいくつかありました。

 

キングズパークと呼ばれる広大な公園は、

自然豊かで景色も最高でした。

飲食店や広大な広場もあり、手軽にピクニックなんかもできました。

当時とてもよくしてくれた同僚達が僕の送別会としてピクニックを企画してくれ、

みんなで楽しんだことは今でも鮮明に思い出します。

 

また電車でビーチや港町にも容易にアクセスでき、

港町や街の中心部から出ているフェリーに乗るとロットネスト島にも行くことができます。

この島には「世界一幸せな動物」と称されるクォッカワラビーが生息しています。

僕も行って見てきましたが、とても癒やされました。

(クォッカに触ると罰金なので、行く際には注意してください)

 

そんなパースですが、街の雰囲気は穏やかでゆったりとした感じでした。

全体的にせかせかした様子はなく、どこかのんびりした雰囲気も感じられました。

明るくおおらかな人も多かった印象です。

日本で例えると、どことなく「沖縄」に近いかなと思いました。

沖縄も関東や主要都市部と比べるとゆったりしているので、

同じようにのんびりした雰囲気があるなと感じました。

僕の地元は沖縄なので、雰囲気が似ているからこそ居心地が良かったのかもしれないです。

 

 

続いて紹介するのはケアンズ及びその近郊。

僕はワーホリ期間中、ビザを延長する要件を満たすために

ケアンズ近郊の田舎に住み、バナナファームでお仕事していた時期がありました。

その期間中はケアンズにも度々訪れていました。

 

ケアンズはパースと比べて都市部はよりコンパクトで、

その分自然の部分が多い印象がありました。

 

フェリーでグレートバリアリーフやそのエリアにある島にもアクセスできたり、

鉄道に乗って大自然を満喫できたりと、これまた良い場所でした。

 

特にグレートバリアリーフは海がかなり透き通っていて、

シュノーケルしたときには魚や珊瑚がハッキリ見えて最高でした。

 

街の雰囲気はパースと似ていて、穏やかでゆったりとした感じでした。

ただ亜熱帯地域なので、気候も鑑みるとより「沖縄」に似ているなと思いました。

ケアンズは日本人も多く、街中には日本語での案内を沢山見かけましたし、

街を歩いていると日本語もよく聞こえてきました。

それらも相まって、僕にとっては沖縄に似すぎているなという印象でした。

その分新鮮味があまりなかったので、僕には合わなかったです。(笑)

 

 

次に紹介するのはメルボルンです。

メルボルンはオーストラリアの中でも特にコーヒー文化が盛んで、

おしゃれなカフェが街の中心部やその周辺、郊外にも沢山ありました。

 

街の中心部は都会的で、路面トラムも走っていてとても便利でした。

大きなショッピングモールも幾つかあったり、

大きなマーケットも幾つもありました。

 

スタジアムや大きなスポーツ競技場もあったので、

大きなスポーツの退会やライブ・コンサートもよく開催されていました。

 

街の建物はヨーロッパのような造りで、教会も幾つかあったので

少しヨーロッパのような街並みでした。

 

街の雰囲気はというと、日本でいうところの「大阪」のような感じでした。

パースよりも都市部は発達しており、パースより若干せかせかしている雰囲気はあるものの、

穏やかさも入り混じっているような感覚でした。

人も他の都市と比べてフレンドリーな人が多く、

例えばカフェでたまたま隣に座った人と雑談したり、

ライブで隣だった人といっしょにお話したり肩組んで盛り上がったりなど、

日常の色んな場面で様々な人が話しかけてくれました。

そのフレンドリーさを見て、僕は大阪みたいだなと感じましたし、

海外の人からみても、日本で例えると大阪みたいだといいます。

 

 

それぞれの地域で特徴は異なりましたが、

共通していえることはどこかユルい感じがするのがオーストラリアかなと思いました。

 

友達との約束、接客、仕事などなど、様々な場面でユルさを感じました。

とても寛容で、時にはサービスもしてくれたりすることが多々ありましたし、

その結果多くの人がおおらかになれるので良いことだなと思いました。

 

しかしその反面、しっかりしてほしい場面でユルすぎたことも多々ありました。

例えば公共交通機関。

よく遅延するのですが1時間遅延などはざらにありました。

またユルいが故に工事がしっかりとできていないのか、

よくメンテナンスや工事で路線が使えなくなることがあります。

 

また仕事のアポイントメントもルーズな人が中にはいて、

1週間後に修理にきてもらうよう約束し、実際に来たのは半年後なんてこともありました。(笑)

 

 

ゆる~くおおらかなのはとても良いことだと思いますが、

時に必要以上にゆるくなり過ぎてしまうのがオーストラリア。

もしそういった雰囲気が合うのであれば、快適に暮らせるかもしれないです^^