人も月のように、満ちたり欠けたりするのかしら?
もちろん状態はそうだと思うけれど、たまに自分自身が満ちて完全な丸になったり、欠けてしまったりする感覚に陥らない?
もっと言うと、自分の価値のようなものがそうなっているように。
でも、そもそも、まんまるが完全体で、欠けていたら不完全なの?
満月だけが輝かしくて、新月は暗くて何もない?
そうだそうだ、忘れちゃいけない。
月自体は別に姿形は変わっていないのだった。
太陽の光のあたり、ううん、私たちがいる地球からはそう見えているだけだよね。
“その時にその側面が見えているだけ”
私たちもそうじゃない?
その時の状態や周りの環境や影響によって、”そう”見えているだけ。
そこしか感じられなくなっているだけかもしれない。
あなたの中の本当の姿は、本当はいつだって普遍的で完全なもの。
この世に完全なものはないといった前提も含めての、完全。
不完全なのものが埋まると思っているのは、ただの私たちの中のエゴなのかも。
そもそも欠けているところなんてないのに。
その代わり、どんどん詰め込もうとする。
あーそれは終わらないはずだわとまた、わざわざ欠けを探しては、完全ではない事を確認する。
さぁ、一体何がしたいのか?