術後3日目、今日は、朝早くから家を出て小田原の病院へ受診に行きました。朝早かったせいもあって道路はガラガラで、スムーズに病院に着きました。病院もまだ空いていなかったので、仕方なく玄関前で待ちました。小田原はまさに茹だるように暑くて秋の気配がいくらか感じられるようになった箱根とは大違いでした。

 汗を拭き拭き待っていると玄関が空き、中へ入って受付をしました。整形外科の診察室の前で待っていると、まだ診察室の前にいる受付の人すら来ておらず、誰もいませんでした。しばらくして受付の人が来てカーテンを開け、診察室の電気をつけたりしていました。

 一番の予約だったので、しばらくすると呼ばれて傷を診察してもらいました。順調に経過していると言われ、もう保護もしなくていいし、手も普通に洗っていいと言われました。そうは言われましたが、やっぱり保護していないと不安なので今も大きな絆創膏で保護しています。来週も予約が入っているので、その時に抜糸すると言われました。

 まだ手も腫れているし、下手に動かすと痛いのですが、そういうのなら大丈夫なのだなあと思いました。帰りには駅まで行ってスターバックスに寄りました。

 車ばかりなので駅にもあんまりよったことがなかったのですが、行かないうちに随分と駅も変わっておしゃれになっていました。

 スタバではチョコチップフラペチーノを注文しました。フラペチーノの中にチョコチップが入っていてとても美味しかったです。

 そのあとコンビニに寄ってお弁当も買い、家に帰って食べました。

 部屋も蒸し暑かったので、ゴロゴロしながらAmazonプライムで「あの花の咲く丘できみに会えたら」を観ました。若い世代でかなりの人気で、公開当時は話題になりました。

 よくある戦争映画にちょっとファンタジー要素が入っているのかなあなんて思っていたのですが、後半から泣きっぱなしでした。

 随分と前、母と九州旅行に行った時に知覧特攻記念館にも寄りました。10代から20代前半の若者が死を覚悟して両親に送った手紙や遺品が展示されていました。彼らの悲痛とも言えるくらいのこの国や家族友人を守りたいという思いのほかに本当は生きたかったという叫びが聞こえてくるようでなんだかとても怖いような気がしました。

 今の私たちがあるのはそんな彼らの犠牲の上にあるのだと思います。そのほかにも太平洋戦争では大勢の人が亡くなりました。私の身内には幸そう言った人はいませんでしたが、彼らの冥福を心から祈るとともに、感謝したいと思います。そして彼らに恥じる様な生き方してはいけない、そんな気がしてなりません。