今日は、お休みだったので、昨日中に実家に帰り、泊まって、今日の午後母に面会に入院中の整形外科病院に行きました。遅くなりましたが、母の日にプレゼントも渡したかったのです。

 昨夜は、なんだかんだで遅くなり、結局夕ご飯は父と弟がレトルトのおかずを使って用意してくれました。

 なんだか申し訳なかったけれどおいしかったです。でも今夜は肉じゃがでも作ろうかななんて思っています。

 父に母の面会はどうするか聞くと、先日転院するときに会ったばかりなので、いいと言うので、わたし1人で行くことにしました。

 病院に行ってみると、反対側の病棟に行ってしまい、病院中をぐるぐる回り、目に入った職員の方に方に案内してもらいました。ちょっと恥ずかしかったです。

 病棟にやっとの思いで到着すると母は、リハビリ中でした。爪切りも頼まれていたので、帰ってくるまでに一緒に頼まれていた買い物を済ませることにしました。

 買い物を済ませ、行ってみると母の病室に置いていったプレゼントはすでに空いていて、母はそれが何かわかったようでした。病棟の談話室で面会し、母は、ボロボロと涙を流して、母の日のプレゼントがもらえて嬉しいと言いました。今まで、プレゼントをもらってもそんなに喜んだことはありませんでした。一応喜ぶ素振りを見せても必ず文句の一つぐらい言います。だから、遅れたことやプレゼントについて文句を言うだろうと覚悟していました。まさか泣くとは思いませんでした。認知症が進んでいるので、感情が昂りやすいのかもしれません。プレゼントはちょっとおしゃれなマスクでした。入院中は必需品なのでこれが1番だと思いました。飾りにと思った100均のお花もぬいぐるみも喜んでくれました。

 母は、わたしにあったのは何ヶ月ぶりだろうと言います。わたしは先月に何回か会っています。今月に至っては母がコロナに感染してしまったので会えませんでした。その旨話すと、全く記憶にないとのことでした。今回は顔を見ただけで、わかってくれたのですが、以前の面会が忘れられていたのはちょっとがっかりでした。ついでに父や弟とも全く会っていない、早く家に帰りたいと言います。父と弟にはつい2、3日前転院するときに会っています。やはり忘れてしまっていたようです。母には、頑張って歩けるようになれば退院できるよと話して帰りました。多分そうなることは難しいと思います。

 認知症は相変わらずでしたが、思ったよりは進行していないようでよかったです。だからと言って元のようにはもう戻ることはないように思えます。仕事柄、様々な認知症の患者さんをみてきました。母は、そう言った患者さん達と同じような行動を取り、同じようなことを言います。まさに典型です。まさか自分の親がこんなふうになるなんて思いにもよらなかったです。認知症があそこまでひどいと、心臓に爆弾を抱えている父と忙しい弟には任せられないし、だからと言ってわたしが家に入って面倒を見るにしても経済的にも精神的にも無理があります。やっぱり施設に頼るしなないように思えます。

 母にはかわいそうですが。