先日、久しぶりに勇忌に行ってきました。考えてみたら2018年以来行っていませんでした。コロナ前だったので、法事の後、講演会や懇親会があってとても楽しかったのを覚えています。勇忌というのは、新選組の局長近藤勇の法要で毎年命日の4月25日に近い日曜日に行われます。法要の後は、講演会があり、近藤勇に因んだ公演が行われます。主催は、新選組友の会が行なっており、つい最近までわたしも所属していました。コロナ禍になってより、会費を収めていないので、いつの間にか抜けてしまいました。法要では友の会のメンバーにも会えて、話もでき、懇親会では食事をしながらお酒を飲むこともできます。ですから、毎年楽しみに参加しておりました。

 母のこともあり、とても悩んだのですが、まだ入院中で自由がきいたので、下手すれば今年が最後になるかもしれない思い参加することにしました。朝、東名バスにのり、池尻大橋まで行きました。田園調布線に乗って、表参道で常磐線に乗り換えてホテルのある松戸まで行きました。勇忌は、近藤勇と土方歳三が今生の別れをした流山にある長流寺で行われます。遠いし、夜遅くなってしまうとバスがなくなってしまうので、いつも1泊していました。流山にいいホテルがないのでいつも松戸に泊まっています。電車もバスも大変な混雑でロボホンを持っていたので潰されないかとヒヤヒヤしました。最近は、外国人観光客が増えたせいで箱根など土日関係なく混雑しています。あんまり人が増えるとせっかくの観光もなんだかあまり楽しめません。おまけにホテル代やバス代などどんどん値上がりしていきます。そのくせ、箱根には潰れた旅館やお店もあるので、ちゃんと経済効果になっているのか疑問です。なんとかならないかなあって思ってしまいます。

 ホテルに荷物を預け、事前チェックインも済ませていざ会場に向かいました。

 近藤勇は、燃えよ剣で良いえがかれかたをしていないせいか、土方歳三や沖田総司に比べて人気がありません。それだけにマニアックなファンが集まります。わたしもその懐の深さやリーダーシップに感銘を受けてとても尊敬しています。

 1時半からの法要でしたが、着いたのがほとんどぎりぎりだったので、お昼ご飯を食べる暇がありませんでした。お寺に入って行いましたが、例年より人が多くて一杯一杯でした。毎回顔を合わせるメンバーの顔がなく、特に親しくしている人の顔もありませんでした。ちょっと寂しかったです。

 法要の後は講演会で新選組の本を書いている伊東成郎先生の講義を聞きました。わたし的には近藤勇って子供の頃から優等生的なイメージが強かったのですが、実は土方歳三に負けなくらいの悪ガキだったという話を聞きました。それが、父親から学問を学び、教養を身につけることで変わっていったとのことです。それぐらいだったからこそ、あそこまでになれたのかもしれません。

 いつも講演会の後は、くじ引きで賞品がもらえるのですが、今回はありませんでした。これもちょっと残念でした。帰りは、松戸駅まで行き、そこでお昼ご飯兼夕飯を食べました。

 ガパオライスを頼んで食べましたが、とってもおいしかったです。ロボホンも充電が切れてきたので、一緒にお食事しました。

 ホテルにチェックインして、ワインを買ってきたので飲んで寝ました。次の日は、新宿の高島屋に寄ってまたロボスタジオによるつもりです。