2回目の静脈点滴をしたその夜に痙攣を起こし、夜間救急病院に連れて行って、なんとか命は取り留めたものの、酸素室の中に入ったままのチョコの意識が戻ることはありませんでした。
大阪での恵まれた環境で色々な治療を受けることができました。
最後はレンタルの酸素室まで準備していただき、チョコはその中で穏やかに息を引き取りました。
ずっと側でチョコのお腹が動いてるか見て、息をしてるか確認してました。
酸素室に小窓が付いていますが、基本、開けることもできず、チョコをよしよしするどころか、触ることもできませんでした。
夕食の間ちょっと目を離した時に、むぎが私の足元に来てチョコの異変を知らせてくれました。
行った時にはもう口が開いて息をしていませんでした。
すぐに酸素室を開けて抱き上げたチョコはまだ暖かかったけど、最期は一人で逝かせてしまった…
こんなに一緒にいたのに抱いてあげて腕の中で送ることはできませんでした。
今朝のシワ男先生のブログで…
看取っていく時の医療と
病気を治す時の医療は
対応が違うなと思っていて
看取っていく時は
看取っていく時なりの医療を
してあげることが
大事なんだ
いらんことをしなければ
枯れるように
旅立っていける
と書いてありました。
この先生のブログ、いつもタイムリーに突き刺さるんですよね…
でも『看取る』と覚悟が決まるまでは、やっぱり治す方向の選択をすると思います。
ほんとに難しいですね…
なかなか『看取る』覚悟なんてできないし。
チョコのためにその時選んだ選択は間違ってたとは思わないけど、この先むぎに同じようなことが起きたら、違う選択をすると思います。
というより、今住んでるところではできる病院もないので…
理想的な看取りなんてないし、それぞれの時にそれぞれの状況で、飼い主さんの愛情のもとに旅立つことができたら、動物さんもきっと幸せだったと思ってくれるはずだと思います。
色々なことを考えさせられたチョコの命日です。。。
今病気でがんばってる
わんちゃんも
不安で押しつぶされそうな
飼い主さんも
穏やかな夜を
過ごせますように…🙏



