昨年末実家のある広島に引っ越してきて、最近図書館に行くようになりました。
大阪にいる時は楽しいこと、遊びに行くとこもいっぱいあり、ゆっくり本を読むこともあまりありませんでしたが、ここではあちこち遊びに行くところもなく、たまに学生時代の友だちに会うくらい…
娘が小さい頃によく行ってた地元の図書館が、老朽化の為新しくきれいな図書館になっていて、もの珍しさで行ってみたのがキッカケで、最近は2週間ごとに5冊の本を借りるようになりました。
ジャンルは色々、小説、エッセイ、老後のこと、介護のこと、健康のこと、犬のこと、メンタル本、料理本…目についた本をテキトーに5冊選んで。。。
読み始めるとスラスラ読んでしまえる本✨
とにかく眠たくなって全然進まない本💦
頭が日常から離れて、ちょっとした気分転換にもなってます😊
で、先日行った時に、
サエタカさんの
『ワンコ17歳』
〜老いゆく愛犬と暮らした
かけがえのない日々〜
という本に出会いました。
ちょうど命日を迎えるチョコが旅立ったのが17歳1ヶ月だったので、手に取らずにはいられませんでした。
その方も、ワンコが赤ちゃんの時に迎え入れてからずっと一緒に暮らしてきて、ワンコが15歳の時から
『#秘密結社老犬倶楽部』というハッシュタグを見つけて、ツイッターを始めたそうです。
老いゆくワンコはとにかくかわいい🩷
今までできてたことが
できなくなるのもかわいい🩷
どんどんできなくなっていくけど、
たまに普通のことができただけでも
嬉しいしかわいい🩷
ごはんサポートしてて、
ごはんと間違えて手を噛まれてしまう、
それでもかわいい🩷
あるある〜と共感することばかりです🥰
ごはんを食べてくれなかったり…
夜中に起きて夜泣きが続いたり…
トイレを失敗したり…
もちろん介護が辛くて
泣きそうになる日も。。。
確かに辛いことのほうが多くて、
もっと一緒にいたいと思うけど、
ワンコにとって今生きてることは
辛いだけになってるのかな…
もしかして無理に引き留めてるのかな…
もうこれ以上は望まないから
ワンコの好きにしたらいいよ…
まさに最後は私もそんな気持ちでした。
そしてワンコが動けなくなってから最後に抱っこでお散歩してる時に、目を合わせてくれて尻尾を振ってくれたことがあったそうです。
ワンコとしっかり
意思疎通ができたのは
これが最後でした。
こんな時間をくれた神様に
感謝しました。
昨日のブログで書いたように、チョコも最後の力を振り絞って歩こうとしてくれて、私たちを喜ばせてくれました。
昨日コメントくださったブロ友さんが、最期に一時的に元気になることを
エンジェルタイム
と言うのだと教えてくださいました。神様がくれる最後の時間だそうです。
チョコから最期に最高のご褒美をもらえたようでした😊
チョコ、ありがとう〜😭
私が辛い時、
ワンコは撫でてほしいとそばに来て
『辛い時は我慢しないで泣いちゃえばいい』
と、いつも様子を見てくれてました。
17歳になって、
体が動かない老犬になっても
ワンコは家族思いです。
最期は、抱っこでお散歩中サエタカさんの腕の中で動かなくなってたそうです。
泣きたいだけ泣いて、最後は…
ありがとう、行っておいで。
今チョコがいなくなって一年経つから、しみじみと共感して読めるけど、もしかしたら介護真っ只中にはちょっとしんどいかもしれません。
老いて行くわが子を目の前にして、決してきれいごとの毎日ではないですが、なんだか心が暖かくなる本でした。
今介護中のママさんたちも、
これからの時間を大好きなワンコと、
大事に穏やかに過ごすことができたら…
と願うばかりです