診断のきっかけとなったのは、小学校入学前の2023年2月頃でした。


仕事から帰り、実家へ子供達を迎えに行くと、娘が右ひじあたりが痛いと言います。

触ってみると、ひじの近くに丸いしこりのようなものかありました。


その後、皮膚科、整形外科2件とあちこち病院をまわってみるも原因は分からず。

最終的に大きな子供病院へ紹介された頃には、しこりはほとんどなくなっていました。

子供病院へ数回通院し、初めの頃はやはり原因も分からず経過観察といったところでした。
ある時、たまたま担当してくださった先生が、血液検査をしましょうと提案してくださいました。

血液検査の結果を見た先生から、膠原病の可能性があると知らされました。
子供病院では、詳しい検査や治療ができないとの事で、大学病院を紹介されました。

大学病院を受診するまでの間、膠原病の事を調べていくうち、娘は若年性特発性関節炎の症状と合致しました。
すごくショックで、どっと落ち込みました。しばらくは落ち込んでました。
でも、原因が分かって、これからどうしていくべきかハッキリした事でスッキリもしました。

大学病院は自宅から車で1時間ほど。
定期的に通うとなると、この距離はなかなかです。

若年性特発性関節炎の診断は、あらゆる検査をして他の病気の可能性を排除する事で確定診断となります。

大学病院では、血液検査、尿検査、エコー、レントゲン、心電図、MRI、骨髄検査、核医学検査などの検査をしました。

本来は検査入院という形で、2週間程入院して検査をすすめるそうなのですが、私の都合(シングル社畜、入院中兄弟をどうするか問題)で通院での検査にして頂きました。

幸いうちの子の症状が落ちついていた事もあり通院検査できましたが、痛みが酷かったり、全身型の場合はもちろん検査入院が必要なのだと思います。

小さい娘が、あらゆる検査を受けてるのは正直辛いものです。大泣きしながら採血したり、眠らされて骨髄検査を受けたり。

泣きながらも頑張ってくれて、
検査開始から2ヶ月後、若年性特発性関節炎の多関節型との正式な診断が下りました。

この頃には腫れのある関節が6か所となっていました。