大分間が空いてしまいました。。弾き語りの練習をはじめたら,難しすぎて時間が無くなったというのと,ボカロ曲も難しくてなかなか完成しないので,ブログまで手がかかりませんでしたというのが言い訳ですね。。💧
今日は,前回のストロー法のご紹介で少しお話しした,ボイトレ地獄の記録を簡単にしておきたいと思います。
ボイトレ地獄の話
前回ご紹介したストロー法に出会ってからは,少しずつではありますが自分の声の出し方が変わったと実感できているのですが,それ以前にやったボイトレでは,正直全く効果を感じていませんでした。
効果を感じないので,教室を何件もはしごしていて,最終的に意味がないとやめた,という経験があります。
その後,のどの痛みから,医療機関にまで行って,今のストロー法にたどり着き,やっと少しのどの機能に問題があると発覚し,今のトレーニングにたどり着いたわけです。
今日の,なぜ通常のボイトレの効果が出ないのか気付くまでは,本当に心身疲弊するほどつらい経験をしました。
こういう経験をするような,ボイトレに相性が悪い人は少数だと思いますし,もっと発展的な指導をされる教室も増えているので,こういう経験をするようなことは皆さんにはないと思います。参考程度で見ていただけたらと思います。
以下はざっくりとした私のボーカルレッスン履歴です。
1)最初のボーカルスクールA(有名な大手)
・著名なアーティストの方に指導を受けられるような,ちょっと豪華なスクール
期待感たっぷりでうけたのが最初のスクールです
(最初にやってしまう,あるある・・?)
→結果:音楽として成り立つ歌い方については,とてもいい勉強になったのですが,
ボイストレーニングに関しては,スケール練習などで,個人に合わせた基礎練習はなかったので
一般的なボイトレをやるだけやってたという感じでした。
もっと自分で研究すべきだったと反省しています。
最終的には発声の効果を感じられぬまま,お金が尽きて卒業しました。
(それでも,これ以降のスクールよりはよかったと思います)
2)次のボーカルスクールB(割と大手)
・インディーズでCDを出しているような先生が指導する教室
こちらはかなり一生懸命教えていただいて,お尻を占めて歌うんだよ,と
体を張って教えてもらったのですが(おそらく私の問題は喉だったので)
やはり効果が出ませんでした。。先生はとても熱心で親切でした。
3)個人教室A(ソウル系)
・大手でもだめだから,と個人の先生の教室につきました
(この辺からあこがれはソウル系でした:無謀でしたけど)
→結果:最初は丁寧に教えてもらっていたのですが,効果の出ない私に
しびれを聞かせたのか,先生から・・・
しっかりお腹で支える,お腹には力を入れない,なぜだせないの!
etc・・・(私ちんぷんかんぷん)
この辺あたりで私には何か問題があるのではと気付き始めます。。
先生の所に行くのが申し訳なくなり辞めることに。
4)個人教室B(ジャズ系)
・それでもあきらめきれず,声が低いからジャズならいいかと,
また個人教室ですがジャズ系にしてみました
→結果:歌は歌いやすかったのですが,何回やっても音の動きに声が
ついてこない私に先生がしびれを聞かせたのか・・・
目・頬・口角全部上がってない,全身あげまくって歌うのよ,
姿勢が悪い・・・普段の生活がetc
もうこの辺から絶対先生の言っていることはできないと確信してしまいました
この辺を最後に,あとは単発で歌を見てもらう程度で,ボーカル講師の方についてもらっていました。
声を張り上げれば張り上げるほど音程が下がるので,なるべく小声で自分で練習するのみです。
現在,のどに原因があると指摘されてから,この喉回り筋肉の動きをどうにかしないと,いくら発声をしても意味がない(もしくは悪化させてしまう)と気付き,ボイトレを辞めて,自分で判断したやり方の方がしっくり来たのが納得しました。
それでもずっと悩みはありましたけどね。
今は,声の出にくさの原因が,喉の力みのせいだと,自分の今までの経験が納得いく形で理解できただけでも,精神的にはずいぶん楽になりました。
ただ,原因はそれだけとは限らないかもしれないですけれど
最後に・・・
今の私の歌声が,歌い手さんらしい発声かというと素人程度しか出せていませんが,
それでも,自分の思った通りに表現できてる部分が大分増えて,曲がりなりにも,いいと少しでも思えているから活動をしています。あと,やりすぎない程度に感情だけはたっぷり込めてます。魂込めて歌うことだけ大事にしてます。下手でもね,伝えないと意味ないから!
ただ,今迄,声を否定され続けていた自分なので,どうしても自分に自信が持てないところがあります。
そして,少しずつ心の回復には時間がかかると感じています。
ですので,似たようなお悩みがある方がいらっしゃいましたら,同じようなことにならないよう,参考になれば幸いです。
長くなりました。最後まで読んでいただき有難うございました