「ニセの願望」ということばに
引っかかって読み始めました。
 
ニセの願望というのは、
目の前の問題にフォーカス
しすぎて、俯瞰することが
出来なくなった時に
出てきやすい気がしました。
 
 
本書の中の例だと、
「営業した情報を
上司の自分に報告しない
部下の態度を改めさせたい」
というのはニセの願望。
 
とある女性の「仕事で男性に
負けない結果を出したい」
というのもニセの願望。
 
 
1つ目の例だと、自分の管理する
部門の営業成績を上げて
会社に成果を認めさせたり
自身の管理力を高めて次の
ステージに移りたい、というのが
真の願望。
 
そのために部下の報告は
必ずしも必要ではなく、
たとえば月1回、自分が訪問に
同行する(と報告は不要)ことが
できるかもしれない、ということに
気づいたそうです。
 
2つ目の例の女性は
女性であることを認められずに
育ったため(「男の子だったら
良かったのに」という家庭環境)
「女性である自分のままで
認められたい」というのが
真の願望でした。
 
そこで自分が他人を認める
ということから始めたら
他人の良いところが見え始め、
さらにそれを伝えることで
彼女の周りの雰囲気が変わり
彼女自身もありのままで
認められるようになったそうです。
 
 
ちょうど私にも2人、新人が
部下として配属されており
1つ目の例のように
「言うとおりにさせたい」欲が
起こり始めていたところで
猛反省。
 
達成したい結果に対して
必要な指導はしっかりする。
 
結果には影響しなさそうだけど
自分が不快に思ったことは
なぜ不快に思うのかを
きちんと自問して対応していく。
 
そうすることで、新人たちの
芽を無駄に摘まずに
育てていこうと思わせてもらった
本でした。