日曜日、午後から晴れる予報でしたが、なかなか晴れてきませんでした。ようやく青空が見えたのは14時過ぎでした。
ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。
さて、今日のお話は、「日本のアパレル業界はどっちを向いているの!?」です。
昨日のお伝えした通り、金、土と箱根で繊研新聞さん主催のセミナーに参加。アメリカの小売業、アパレルの進化が日本の比でないことを実感さられました。というより、今の日本のアパレル業界はかなり遅れています。それは感じていましたが、実際アメリカや世界の現状を知ると、その格差に愕然としました。
昨日も書きましたが、まずは事実を知ることなので、ここからどうするのかは私たち次第です。
そんな中、ちょっと気づいたことがありました。日本から見て東を向くとアメリカ。アメリカのアパレルや小売は最先端のITテクノロジーをどんどん取り入れて、顧客の利便性を追求しています。
今回の講義で、講師の方が言われたことで印象的だったのが
「日本は事前調査が長い、アメリカでは初めお金を掛けずにどんどんトライする。そして、事後調査をして、修正したり、止めたりしていく。トライ アンド エラーをどんどんする」と。確かにもっとスピード感を持ってトライ アンド エラーをしていく必要があります。
一方で、思ったのが、西を向くとヨーロッパ。今回の講義ではアメリカの企業の事例は数多く出ていましたが、ヨーロッパはほとんどありませんでした。もちろん、日本より進化している企業はたくさんあると思いますが。でも、フランスでもイタリアでも長い歴史を持つファミリー経営のアパレルが数多く存在します。日本よりも古き良きものである伝統、独自技術などを大切にしているように感じます。
日本では技術のある縫製工場や生地メーカーも多くありますが、業界全体がコスト優先になり、結果的に継続できず、、無くなって企業も少なくないのです。
ここで思ったのが、最新の技術をどんどん取り入れて進化することを必須とするアメリカ企業。小規模でも今までのこだわり、歴史を大切に経営をするヨーロッパ企業。今の日本のアパレル業界はどちらにも進めるのですが、どっちも中途半端に追いかけている感じがするのです。最新技術を取り入れつつも、日本の独自の良さ、歴史、経験をもっと大切にした方がいいと思うのです。
言うのは簡単ですが、これは一企業でできることではなく、業界全体、国も関わってやっていくことだと思います。右往左往するのではなく、しっかり自分たちの良さを理解し、そこに誇りを持ち、維持していく。そんなことをしていく必要があるのではと気づきました。
では、当社はそこで何ができるのか?
まずは自社の強みを理解し、それをさらに強めることですかね。
ちっちゃいな〜(笑)
今日の教訓
自分たちの仕事、業界に誇りを持とう!
今日のボタン
ニットのダブルのジャケット。ボタンは金属ボタン。シルバー(ニッケル)のメッキで頭の部分を少し削っています。地の色が出て格好いい。ボタンは金属ですがカブセと言って2枚の板をプレスして組み合わせたもの。中が空洞なので軽いです。ニットなので軽いのがいいです。

