渋滞って何で起こるか知ってます? | ふぞくやのブログ

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株式会社クロップオザキの社長、
尾崎博之の公式ブログです。

火曜日はメインバンクのお客様親睦会に

参加してきました。

 

場所は丸の内ビルの28F。

 

とっても素敵な景色でした。

 

 

 

こんな景色を見ながら仕事をしたいですね。

 

 

日本でいちばんボタンの事を知る男(自称)。
ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う
株式会社クロップオザキの2代目社長の
尾崎(@cropozaki)です。


さて、今日のお話は
「渋滞って何で起こるか知ってます?」
です。

 

その「お客様親睦会」ですが、

親睦会の前にゲストスピーカーの講演会が

行われます。

 

今回のゲストスピーカーの方は、

渋滞を研究している「渋滞学」が専門の

東京大学の西成 活裕 教授でした。

 

「渋滞学」って初めて聞きました。

 

渋滞が起こるメカニズムを数学的に

証明しています。

 

そして、この渋滞が起こるメカニズムは

いろいろなものに応用ができるそうです。

 

工場で在庫が増えるのも

同じメカニズム。

 

また、仕事がスムースに進まなくなるのも

同じように考えられるそうです。

 

なので、教授は研究の傍ら、様々な企業に、

在庫削減や仕事をスムースに進める方法を

アドバイスしています。

 

ちなみに高速道路で渋滞が起こる

最大の原因はなんだと思います?

 

答えは、「車間の詰めすぎ」なのです。

 

それに、「ブルウィップ効果」が加わり

渋滞が起こるのです。

 

ブルウィップ効果とは、ムチを想像してください。

 

手元で少し動かすと、

先に行くほど大きな動きになります。

 

これがブルウィップ効果です。

 

車間を詰めすぎて走っていると

一番前の車が少しブレーキを踏むと

後ろに行くほどブレーキを踏む量が大きくなり

終いには止まってしまうのです。

 

ある程度車間距離をとって走っていると

いくら車が多くても高速道路なら

渋滞は起こらないそうです。

 

仕事も一緒だそうです。

 

キャパ以上にたくさんの仕事をこなしていると

一見、一人のあたりの生産性はいいように

思いますが、もし何かの拍子でイレギュラーな

ことが起こる(例:一人が病気で休んでしまう)と

一気に生産性は下がり、

仕事がストップしてしまうそうです。

 

バケツリレーの例がありました。

 

バケツリレーで川から水を汲み、

少し離れたところのドラム缶に水を注ぎます。

 

この時、一番早く水を満タンにできるのは

バケツに70%の水を入れたときだそうです。

 

それ以上の水を入れていると重くて

疲れてしまいスピードは落ちてしまうのです。

 

なるほどね~。

 

キーワードは

「急がば回れ」

だそうです。

 

生産よく仕事を詰め込んでいるようでも

バケツの水のように30%分は効率の

悪いことをしている可能性があります。

 

この30%を見つけてください!

と言われました。

 

どうだろう?

 

ウチのこの30%は何かな??

 

みなさんも考えてみてくださいね。

 

 

今日の教訓

 

 急がば回れ!

 

今日のボタン

 

 

ファッション業界はもう来春夏のサンプルです。

ちょっと派手目なニットジャケットに

付いていたボタン。白蝶貝のボタンです。

色が白いのでタカセ貝と間違いやすいですが、

白蝶貝の方がかなり高価です。

白蝶の方がタカセより白く、

パール調の光沢が美しいです。

 

 

 

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
ファッション業界で頼りにされる会社になるべく奮闘中!!
これからもいろいろ情報をアップしていきますのでよろしくお願い致します。

 

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