中国市場における日本アパレル 〜中国でガラパゴス?〜 | ふぞくやのブログ

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株式会社クロップオザキの社長、
尾崎博之の公式ブログです。

今朝の東京のやっぱり雨。
2週連続で週末の雨汗
まあ、梅雨ですからね。
雨の日を楽しみましょうビックリマーク

今日は日本ブランドのガラパゴス化というお話。
今の日本は少子高齢化で
市場としての魅力がどんどん小さくなっています。
2050年には、東北、四国、中国、九州地方
すべて合わせた人口が減少すると言われています。

そんな中、大手を中心にアパレルもどんどん
大きな市場である中国に進出しています。
しかし、日本と中国では商習慣が違ったり
洋服の好みも違う、色の好みも違うので
日本の洋服をそのまま持って行っても
なかなか上手く行かないようです。
また、サイズ展開も中国は国土が広いので
北と南ではかなりの差があり(北は大きい人が多く、
南は小さい人が多い)、日本のサイズ展開だけでは
対応しきれない場合も多いようです。

先日、繊研新聞社という繊維関連の専門新聞の
方が来社され、話していましたが、
中国に進出している日本のアパレル会社で
中国で本当に上手く行っているのは1、2社しかない

と言っていました。

一方、韓国企業は中国市場で成功しているところも多い。

また、ルイ・ヴィトンやエルメス、カルチェ、フェラガモなど
世界のラグジュアリーブランドは、日本市場から中国市場へ
軸足を移し、業績を伸ばしています。


上海のルイ・ヴィトンのお店では入場規制が行われ、
お店の前にお客が並んでいる光景を私も見ました。
中国人もブランド好きなのは確かです。

日本のアパレルブランドでも素晴らしいブランドは
たくさんあります。
しかし、日本市場に留まり過ぎました。
世界に目を向けたときには、韓国企業、ヨーロッパの
ラグジュアリーブランドに追いつけない程の差
つけられてしまった。
日本の携帯電話で言われるガラパゴス化
アパレルにも表れているように思います。
日本の液晶テレビでも同じ現象が起きています。

ユニクロが世界ブランドとして孤軍奮闘していますが
残念ながらユニクロはアパレルのように感性を
売りにはしていません。

日本の良さを世界に発信していくアパレルが
今後現れて来るのに期待したいと思います。
液晶テレビとかと違い、アパレルは感性が大事ですから、
まだまだ挽回のチャンスはあると思います。


ファイトビックリマークジャパニーズアパレル!!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
ものつくり参加型の営業を心掛け、日々奮闘中。
これからも情報をアップしていきますのでよろしくお願い致します。