「三沢基地から飛び立った米軍機がイランを攻撃した」
イラン政府の高官アラグチさんが、そう指摘されている。
これが事実なら、わたしたちの知らぬ間に、わたしたちは中東での戦争に巻き込まれていたということになる。
由々しき事態である。
「平和主義をかかげた日本国憲法をお持ちではないのか」
アラグチさんの問いかけに、まともに答えられないのが恥ずかしい。
先だってホルムズ海峡から日本のタンカーが抜け出すのに成功したのは、わが政府の依頼に、アラグチさんがひと役かってくださったかもしれないのである。
これまでの日本とイラン双方がつちかってきた親しい関係を考慮してくださったのだろう。
高市政権はすばやく、わが国民がいだく疑念をふっしょくすべく、この件にかかわる事実関係を明らかにすべきである。
「米軍の攻撃により、イランで、結婚式に参加していた、五十人もの人が爆撃で殺された」
この日の朝のニュースである。
とどまることのなくなった中東でのいくさを憂うる。むかし昔のベトナム戦争を思い出したのはわたしだけであろうか。