3月8日の朝。
家族からの「おはよう、誕生日おめでとう」という、なんてことない一言が、身体中にじんわりと溶け込んでいくような、最高のスタートだった。
空を見上げると、そこには美しい彩雲が。
まるで見えない存在からも「おめでとう」と言ってもらえているような、そんな温かい気持ちになった。
今日から私は、地球という船に乗って、太陽の周りを52周目の旅に入る。
振り返れば、一度も途切れることなく命のバトンを繋いでくれたご先祖さまたちがいて、私を育ててくれた両親がいた。そんな気の遠くなるような奇跡の連続が、今の私をここに立たせてくれている。
そして今、自分も親となって子供たちを育てる中で、ようやくそのバトンの尊さがわかってきた気がする。これまでの51年間、文句も言わずに私のために動き続けてくれている全身の細胞たちも、私と一緒にこの光を感じて喜んでいるはず。
「いつもありがとう。これからもよろしく。」
受け取った光を、今度は自分が子供たちへ、そして未来へと繋いでいく。
そんな大きな巡りの中にいられる幸せを噛み締めて、52周目の旅も私らしく、一歩ずつ楽しんでいこうと思う。いつも支えてくれるみんな、本当にありがとう!



