~2009年8月~

手術ができなくなり、延命治療の抗がん剤が始まることになりました。

その前に、家族へ言わねばなりません。

子供たち。。。県外の大学に通う娘には電話で私が知らせました。びっくりしていましたが、お盆に帰った時の私の様子で「腰の痛みにしては、辛そうだと思ってた。帰れるときは家事を手伝うから、治療がんばってほしい」と言ってくれました。

中学生の息子には、主人が言いました。私が歯の治療で朝早く家を出たときに
言ったそうです。私が帰宅したときは、「おかえり~~」とニッコリ言ってくれたので
まさか知ってるとは思いませんでした。
後で主人から「知らせた時はすごく泣いていた。お母さんが一番辛いんだから、なるべく心配かけないようにしよう、と言いきかせた」と聞いて涙が止まりませんでした。

つらい治療だって頑張るんだ。延命治療だってずっと延命していくんだ。
そんな気持ちになれたのは、主人や子供たちのお陰です。

両親。。。実は母親が20年前に乳がんの手術をしています。
右胸全摘でしたがリンパへの転移もなく、その後はずっと元気です。
乳がんになったこと、骨に転移してるので抗がん剤治療で治していくしかないこと、完治しないこと。
黙って聞いてくれた後「つらいね。でも今はいい薬いっぱいあるから、頑張るんやで!何でも手伝うから!」やさしく励ましてくれて、私はまた涙です。

姉。。。4歳上の姉とは遠く離れていますが、電話やメールでよく話をします。
腰の検査をしたか心配してくれていたので、乳がんの検査中であることは言っていました。
手術ができなくなり、抗がん剤の治療をやっていくことを告げると
「抗がん剤の治療はじまったら、家のこと手伝いに行くわ。頑張るのよ!」
有り難いです。やっぱり頼りになる姉
甘えん坊の妹を許してください

家族には言いましたが、友達にはまだ言えませんでした。
落ち着いたら、言おう。そう決めました。

脱毛の前に髪をショートにして、ケア用の帽子を買いました。

いよいよ抗がん剤治療がはじまります。



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