卵殻膜にヒトの創傷治癒を促進する効果があることを証明 東大ほか研究チーム | コラーゲンの効果

卵殻膜にヒトの創傷治癒を促進する効果があることを証明 東大ほか研究チーム

東京大学と化粧品販売のアルマード(東京都中野区)の研究チームが20日、米科学誌「Cell &Tissue Research」電子版に発表したところによると、同チームは、卵殻膜にヒトの創傷治癒を促進する効果があることを証明した。


この卵殻膜の機能は、今後、医学的治療や化粧品などに応用できる可能性が高いという。


これは、東京大学とアルマードが、2008年4月から産学連携で行ってきた、「卵殻膜の細胞・身体ダイナミクス効果に関する研究」の成果。卵殻膜は、鳥類の卵殻内側の白い膜であるが、古来、中国やアジアの国々では、火傷や怪我の傷口に貼ると治りが早いと言われ、創傷治療に用いられてきた。


今回の研究では、ホスホリルコリンポリマー上に固定化した加水分解卵殻膜を生体外に用意、これが、ヒト皮膚線維芽細胞に細胞外マトリクス環境を与えることを証明した。


適度な量の卵殻膜が創傷治癒プロセスに必須のIII型コラーゲン遺伝子発現を促進することを細胞レベルで初めて証明するもので、今後、この機能を応用していくことが期待される。


出典:医療人材ニュース