デアリングタクトは、カツラギエース コスプレ衣装クロスメディアコンテンツ『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。モチーフとなったのは、史上初の無敗牝馬三冠(トリプルティアラ)を達成し、発表当時(2022年7月時点)も現役だった競走馬「デアリングタクト」号。2022年7月発表時点では同じくトリプルティアラ達成馬であるメジロラモーヌは作中での存在は示唆されてはいるがビジュアルまでは明かされていなかったため(その後2022年11月に発表)、ビジュアル公開まで含めればトリプルティアラ達成馬をモチーフとした史上初のウマ娘となる。また、デアリングタクト号は2023年10月まで現役だった、当時現役だった競走馬をモチーフとした史上初のウマ娘でもある。明るい青鹿毛のボリュームのある髪を金色の髪留めでまとめてポニーテールにしている。前髪には星型の流星がある。右耳の付け根に金色の三ツ星の耳飾り(=牝馬三冠?)、デアリングタクト号の馬主であるノルマンディーサラブレッドレーシングの勝負服(水色、白山形二本輪)を模したデザインのリボンを両耳から垂れ下がるようにつけている。また2023年2月更新のゲーム版2周年キービジュアルでは、奥にいて小さいが勝負服で走る姿が見える。2023年10月現在、キャラページには反映されていないが、いつか勝負服の全容を拝める日は来るのだろうか。母デアリングバードは未勝利のまま繫殖入りしたが、その父キングカメハメハは2004年のNHKマイルカップ・東京優駿(日本ダービー)を制した史上初の変則二冠馬。種牡馬としても数々のGⅠホースを輩出し、2010年・11年と2年連続でリーディングサイアーに輝いた名馬である。同期には同じくクラシック路線で無敗三冠(※)に輝き、2021年のジャパンカップを制して有終の美を飾って引退したコントレイル、観客を魅了する強烈な大逃げで国際G1ドバイターフとサウジカップに勝利しG1ホースの仲間入りを果たした「令和のツインターボ」ことパンサラッサ、5歳で主戦場を芝からダートに移して才能を開花させ、世界的大レースの1つであるG1ドバイワールドカップで日本勢初の優勝を果たしたウシュバテソーロ、G1未勝利ながらも安定した実力と愛嬌で高い人気を誇り、現在のG1未勝利馬の最高獲得賞金記録保持者でもあるディープボンドなどがいるデアリングタクト コスプレ衣装

 

 

馬主はノルマンディーサラブレッドレーシング。マツリダゴッホやスマートファルコンを輩出した競走馬生産牧場・岡田スタッドグループに属する一口馬主クラブで、2011年に設立された比較的新しいクラブである。先述したように良血馬ではあるものの、当時はまだ父の種牡馬としての実力が未知数だったこと、母が未勝利馬であったこと、小柄であったことなど様々な要因が重なったためか当歳馬のセレクトセールに出されるも主取り(売れ残って生産者が値段を付けて引き取ること)に。翌年に1歳馬のセレクトセールに出されて落札されるも、その時の価格も1200万円と、当年のセレクトセールにおける牝馬の平均落札価格(約3600万円)と比べて安価だった。折りしも新型コロナウイルスの世界的流行に伴い無観客開催となった桜花賞本番。かねてより阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神JF)やチューリップ賞など主要前哨戦で1番人気が立て続けに敗れるなど混戦模様となる中、1番人気・レシステンシア(阪神JF優勝馬)とあまり差のない2番人気に推されたデアリングタクトは重馬場となる中で猛追すると、最終直線で逃げるレシステンシアを交わして1着でゴールインし、GⅠ初勝利を挙げた。迎えたレース本番、キセキが大逃げを打つ中コントレイルと共に中団から様子を窺うと、最後の直線で脚を伸ばす。しかし、一足先に抜け出たアーモンドアイを捉えられず、更にはコントレイルにも1・1/4馬身離される。結局、有終の美を飾ったアーモンドアイの3着(コントレイルは2着)に終わったが、牝馬三冠を獲った実力は遺憾なくダイイチルビー コスプレ衣装発揮した。